放送大学埼玉学習センター
2025年10月30日、羽生水郷公園(埼玉県羽生市)への学生研修旅行を催行し、26名の学生が参加しました。
羽生水郷公園には、野生での絶滅状態から野生復帰を果たした「ムジナモ」が生息しています。午前中は、公園内にあるさいたま水族館の飼育員の方より講義を受け、淡水魚がメインという水族館の活動、特徴などについて教えていただきました。この日は天候にも恵まれ、お昼の休憩時間には園内の自然を満喫する参加者の姿が見られました。
続いて午後にはさいたま水族館にて、展示だけではなくバックヤード見学も体験させていただきました。飼育員の方々から、希少種の魚やムジナモが絶滅することがないよう、どのように工夫しながら飼育しているのかといった説明を受けながら、普段は立ち入ることのできない場所で、たくさんの魚や植物が育成されている様子を間近で見せていただきました。

参加者の感想紹介
水族館のバックヤードを見るのは初めてだったので、楽しかったです。説明も丁寧でわかりやすいものでした。ムジナモの保護活動については、生息地の現場で実物を観察しながらの説明だったため、よりリアルに話を伺うことができました。体を小さく縮めて水に沈み冬眠するという生体には驚きました。ムサシトミヨ(淡水魚)の話も興味深かったです。実物をみたのも初めてでした。バックヤードで、手間をかけて繁殖に取り組んでいる水族館スタッフの内容を知る貴重な機会でした。(Sさん)

現在、埼玉県では93種の魚がみられるという。水族館は展示ばかりでなく、水族館同士の連携による域外保存等、種の保存の役割が一層大事になってきていると理解できた。実父が川釣りを趣味にしていたので、子供達(孫)も幼い頃から県西部の名栗川などで釣りを覚えオイカワ・タモロコなど釣っては家の小さな水槽に入れていた。体験的に釣れる川の様子など理解していった。これからの子供達にもぜひ“川とのつながり”を埼玉ならではの身近な自然の大切さを身体で感じてもらいたいと思う。(Nさん)

埼玉学習センター機関誌「さきたま」第56号(2026年5月発行)より掲載


