【学習センター機関誌から】2022-1学期 生涯学習奨励賞金剛賞受賞者(名誉学生)からの寄稿

埼玉学習センター

埼玉学習センターでは3コース以上卒業された方に「生涯学習奨励賞」を贈呈しています。銅賞(3コース)、銀賞(4コース)、金賞(5コース)、金剛賞(6コース)の各賞があります。
金剛賞受賞者は、すなわち放送大学名誉学生(教養学部のすべてのコース(または専攻)を卒業された方々に対して授与している称号のこと)です。


放送大学卒業所感

武村 勝人

このたび、放送大学教養学部の六つの専攻・コースを卒業出来たことで、生涯学習奨励賞・金剛賞をいただきました。身に余る光栄です。ありがとうございます。入学して20年(修士課程含めて)になります。再就職先大企業を中途退職して入学したこともあって、最初のコース(社会と経済)は真剣に勉強したおかげで、4年で卒業できました。

あとは「健康第一、無理はしない」と、自分に言い聞かせながら気が向けば教科書を開き隙間時間やトイレ時間なども活用して本と仲良しになろうと努めています。

さて、目を世界に向けてみましょう。大国による理不尽な侵攻に苦しめられている国があります。常識とかが通用しない指導者がいることが証明されました。このような蛮行は断固として排除すべきです。このホットな事例を機に我が国の安全保障は万全か考えてみたい。

最後になりますが、コロナが収束し、従来通りの学生生活が送れる日を楽しみにしております。


生涯学習奨励賞の受賞にあたり

長岡 精ニ

入学時は思いもよらなかった受賞に望外の喜びです。これも偏にご教示いただいた先生方、職員の皆様の献身的ご支援のお陰と伏して、心より感謝とお礼を申し上げます。

顧みれば、定年・嘱託を経て、あれ程望ましく思っていた時間的制約なく日がな畳が半畳あればことが足りる所謂「半畳亭主」もひと月すると充足感なく、寧ろ空虚を感じた頃、書店等で放送大学の募集案内との幸運の出会いがあった。

この縁が入学から19年の生涯学習の機会に恵まれ、充実した日々が過ごせている。長くにわたり継続できた要因は、

  1. 学習が自己の能動的意思により総て自己責任で行われること。学習に所要な視聴環境、教材等用意された自己の都合の時間に学習できたこと。
  2. 専門分野の見識高い先生方の教示が面接授業、視聴環境のもと座して身近で受けられたこと。然し乍らコロナ禍の状況下で面接授業が制約は残念なるも、家庭内学習に時間が取れたことも幸いと思いたい。
  3. サークル活動では、ソシアルダンスクラブに入会し、多くの仲間と楽しい時間を共有し明日への英気を頂いた。
  4. 最大の理解者は妻である。学習の陰乍らの見守りと献身的ご支援に心より感謝とお礼を申し上げる。

昨今、特に感じるのは、先人曰く「学んで己の無学を知る、これを学ぶという」で学歌の「学ぶのは楽しみ」「知るはよろこび」を座右とし一層精進に努めたいと思います。


埼玉学習センター機関誌「さきたま」第49号(令和4年11月)より

公開日 2023-01-20  最終更新日 2023-01-20

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