放送大学徳島学習センター
2026年3月8日(日)、徳島学習センター講義室で卒業研究に合格した4人の学生を招いて卒業研究報告会を開催しました。VLC(バーチャルラーニングコモンズ)と対面で開催し、参加者は会場で9人、VLCで3人でした。
2024年度・2025年度に履修した報告者に、卒研に取り組んだ体験を、まだ研究をしたことのない学生に語っていただきました。前半は質問も含め各報告者が15分ほど報告し、所長からも各報告ごとにコメントをいただききました。後半は、柳本同窓会会長の司会のもと4人が並んでの対談を行いました。前・後半ともにフロアーからの質問も活発で、事後の交流もあり、熱のこもった報告会となりました。

聴講した学生の感想から
●仕事をこなしながら、卒論を仕上げたことに敬意を表したいです。何か研究のテーマが見つかれば、近い将来チャレンジしたいです。(新井義治さん)
●発表者さまの内容が多様であったので、大変勉強になりました。(Hさん)
報告者にインタビュー(事前にインタビューシ-トに記入したものから抜粋)
◆研究に取り組むきっかけ
山中さん:面接授業での議論を通じて、インプットするだけでなくアウトプットしたい。
内田さん:実践的に学び、将来の大学院進学も視野に入れたい。
桑村さん:自分の感覚が正しいのか検証したい。
三浦さん:心理資格取得のため大学院進学をめざしている。
◆研究してよかったこと
山中さん:疑問について納得するまで調べる楽しさを知った。
内田さん:一つの問いが次の問いを生む研究の意味を実感。
桑村さん:感想ではなくエビデンスの重要性を理解した。
三浦さん:アウトプットを通じて学びが深まった。
◆苦労したこと
山中さん:研究の進め方や表現の難しさ。
内田さん:新視点の既往研究発見による課題の見直しという何度もの試行錯誤をした。
桑村さん:調査参加者や協力施設との協力体制づくり、結論への論理的つながりをつけること。
三浦さん:文献収集・整理。
◆在籍生へのメッセージ
山中さん:苦しさの先にある喜び。
内田さん:積み重ねが形になっていくことの大切さ。
桑村さん:先行研究の徹底、目的のブレなさ、書いたものを何度も読み返すこと。
三浦さん:指導教官や一緒に研究する仲間の協力体制の大切さ。
◆インタビュー全体から
研究過程は容易ではなく、放送大学での卒業要件でもありませんが、卒業研究はアウトプットするための学びであり、自らまなびの方法を確立するための学びであることがわかりました。指導教員やゼミ仲間の支援を得て、深い学びを体験できる機会であることも示されました。
徳島学習センター機関誌「よしの川」第110号(2026年4月発行)より掲載


