【学習センター機関誌から】広島学習センター:卒業生の声(2)

広島学習センター2022年度第1学期卒業⽣の皆様より、卒業にあたっての思いや、これから学ぼうとする学⽣の皆さまへ向けてのメッセージをいただきました。(前号に続き、今回は4名の紹介です)

(社会と産業コース卒業) 加賀 孝道さん

私にとって、⼤学は体系的な知識を短期間に習得できる有益な場所です。特に放送⼤学は、実社会との関係性を重視した講義が多く、職業⽣活に⼀区切りをつけ、地域のお世話をさせていただいている私にとって、地域社会をテーマとした数多くの知識を吸収することができました。特に地域経済学、社会学、福祉問題そして貧困問題に関する講義は、私に⼤きな⽰唆を与えてくれました。このような機会を与えていただき、ありがとうございました。最後に、⼤変お世話になりました学習センターの皆さまに⼼より感謝申し上げます。

(人間と文化コース卒業)藤井 信夫さん

2020年度第2学期に再入学し、私にとって関心がうすかった島内裕子先生の「日本文学」について2科目履修して、未知の世界を学ぶ喜びがありました。また放送大学では多コースにわたって幅広く体系的に学べる環境を活かし、かつひとつの目標として有効な「エキスパート認証」を4プラン併せて取得することができました。10月から3コース目の「心理と教育」を学びます。今まで共に学んだ方やお世話になった方に感謝いたします。これからもよろしくお願いします。ありがとうございました。

(自然と環境コース卒業)山口 順さん

私が「放送大学」の門を叩いたきっかけは、嘗て習得した知識は時代の変化とともに更新する必要があると感じたからでした。数多くの講座が用意されていますが、自分の不勉強のために3コースを卒業するのに長時間を要してしまいました。放送授業以外にも「面接授業」に豊富な講座が用意されていて、私は芸術関係の講座にも興味がありました。次は、「心理と教育コース」に挑戦します。

(情報コース卒業)安永 美子さん

定年後学問への熱い思いで入学して20年。加齢と共に学習の環境は厳しく幾度も挫折を経験する中で届く印刷教材は新鮮で何時も知の世界に導き励ましてくれました。お陰様でこの度5回目の卒業認定を頂き感無量です。凄まじい社会変様の中、高齢期の私にとって放送大学での学習がいつしか生きる力と支えに為っていました。
先般、サイバー攻撃が社会問題視されている中、情報セキュリティで学んだ暗号の公開鍵方式がNHK第1で放送されており、教科書を取り出し、図らずも復習、そして、今回単位認定を受けた「教育のためのICT活用」では放送大学の現状と未来像を熱く語られる岩永学長の予期せぬゲスト出演がありました。以前「教育社会学(ʼ07)」受講の折の岩永先生に遭遇した様でとても懐かしかったです。孤独で学ぶ学習の中、放送大学との縁を感じる嬉しい出来事でした。
これからも可能な限り継続学習をと願っています。このたびの卒業に際してお世話になった皆様方に心から感謝申し上げます。


広島学習センター・福山サテライトスペース機関誌「往還ノート」第248号(2023年1月発行)より

公開日 2023-08-23  最終更新日 2023-08-23

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