【学習センター機関誌から】卒業生からアドバイスやメッセージをお寄せいただきました(1)

栃木学習センター

今回から2号に渡り、お寄せいただきましたアドバイスやメッセージをお届けします。

『自然と環境コース』卒業を迎えて

稲葉晃 自然と環境コース卒業

私はコロナ禍前に「社会と産業コース」を卒業しました。コロナになってからは「情報コース」を卒業、今回は「自然と環境コース」を卒業することになりました。

私は動物を扱うアルバイトをさせていただいておりますが、動物に関する科目も選択しました。
そこで、学んだのはウマの原種はユーラシアに広く分布していた、野馬「モウコウノウマ」とされ、家畜化を示す最も古い証拠は南ウクライナのドニエプル川右岸にある約5500年前の新石器時代遺跡で得られている。(抜粋)とのことです。動物は子孫を残すために行動をしている。ミツバチは花蜜、花粉のある場所の距離、方向を覚えていて、仲間にダンスをして教えるとのことです。動物の体には電流が流れているとのこと等です。

興味、関心のある科目を選択して、コツコツ単位を取得するのも良いと思います。

追い込まれた

恩田烈彦 情報学プログラム修了

入学のとき「思い切り悩んでください」とのアドバイスもあったが、実際、ギリギリのところまで追い込まれた。10月のゼミで、収集したデータを発表し、構造化されたものではないが、それを論理的に構築して記述するように指導された。最終的には、出来るだけ削るようにとのことだった。

振り返れば、リサーチクエスチョンということが、なかなか理解できなかった。先行研究、データの収集と分析、倫理審査の要不要、最終的な題名の確定など、論文の良し悪しを左右する、大切なものであることがわかった。やはり、本を読むだけでは理解できない。また、論文の作法に関しても、最新の流儀など、正に以心伝心、直接指導ならではの醍醐味を感じた。

修士課程での学びを、今後自らの仕事に活かしていきたい。しばらくゆっくりするつもりであったが、科目案内が来ると、やはり意欲が湧いてくる。今後も学部生、修士選科生として、生涯学習を続けていく所存である。

ずっと大学生

加藤栄一 人間と文化コース卒業

放送大学は、若い人がリカレント教育で資格や免許を取るためのものと思っていたので、入学を躊躇していました。今は入学して卒業出来て本当に良かったと思います。

2019年に新型コロナウイルス感染症が発生、世界に蔓延しました。放送大学は、面接授業が減少し、WEB受験方式に変更になりました。しかし通信教育は感染症に強いと思います。そして自分の方法、ペースで学習できることが放送大学の魅力だと思います。これから、もっと学びたい大人たちが増えることを希望します。

放送大学の先生方、面接授業の先生方、本部職員の皆様方、栃木学習センター職員の皆様方大変お世話になりました。深く感謝申し上げます。今後も継続して学習していきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

最近思うこと

瀧澤明夫 生活と福祉コース卒業

今回で3度目の卒業になります。コロナウイルスの影響で、たいぶシステムも変わりましたが、以前は談話室で、昼休みに友達と雑談をすることが、一つの楽しみでした。そこに新しい友達も加わり、いかにしたら合格点を取得することができるか、傾向と対策ではありませんが、過去の問題を解いてみる。同じ教授であれば、似かよった問題が、出題されると思います。

いやになることも、たびたびありますが、あせらず、あわてず、あきらめず、そんな事を考えながら勉強いたしました。


栃木学習センター機関誌「とちの実」第129号(2023年7月発行)より

公開日 2023-11-24  最終更新日 2023-11-24

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