私の学び方。 大瀧 秀之(おおたき ひでゆき)/ 東京文京学習センター

私はある診療所の整形外科で柔道整復師として働いています。
柔道整復師の養成課程ではケガを扱うための学びがほとんどで心理的な教育はあまり受けずに仕事に就き、患者様がケガをすることで抱えてしまう心理的な問題にどのように関わればよいかと日頃から疑問に感じながら仕事にあたっていました。

放送大学は以前から興味があり入学を考えたのですが、テレビやラジオだけの視聴では時間が制限されてしまい、受講は働きながらでは困難だと思い諦めていました。
ある日、ふと放送大学の広告を見たときに全ての放送授業がインターネット配信で受講可能になっていることを知り、迷うことなく入学手続きをしました。

入学の動機は仕事への活用でしたが入学したからには学位も目指していこうと思い、仕事に関連する科目以外にも個人的に興味のある科目も履修することにしました。

逆に不得意な科目の履修にはなかなか手が出せずに放送大学のホームページを眺めていました。すると「放送大学エキスパート制度」という特定の分野を体系的に学んだことを証明してくれる制度をみつけ、不得意科目の履修への動機づけとなりました。

また面接授業による講師の先生の体験に基づいた話や他の受講生による自分とは違う視野からの質問で理解が深まることにより、受講科目への関心が高まりました。

途中で資格取得ために休学をしましたが卒業に向けて準備をする時期が迫り、卒業研究に興味が出てきたので東京文京学習センターの林徹所長に自分の学習が身についているか自信がない旨を併せて学習相談をさせていただいたところ、そのなかで「知識は立体的に構成されていくもの」というお言葉をいただき自分の今まで学んできたところを見直すことができました。

これまで自分の学習意欲を保ち学び続けてきましたが、インターネットで「自分のペースで講義が受けられる」ことと「放送大学エキスパート制度」の活用や「面接授業」そして「学習相談」も私の動機を支えてきてくれました。

次の目標は卒業までに認定心理士の資格取得を目指し更に仕事の上での心理的な問題に活用できるように自分を高めていきたいです。


プロフィール  

大瀧 秀之(おおたき ひでゆき)
1974年 東京都生まれ
2019年 放送大学 心理と教育コース入学

※2022年9月26日 本誌掲載の記事です。


東京文京学習センターウェブサイトはこちら

公開日 2022-11-18  最終更新日 2022-12-06

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