【新任所長挨拶】学び続けることをサポートするために(神奈川学習センター所長・大谷 英雄)

神奈川学習センター所長 大谷 英雄 

福富洋志前所長の退任を受けて本年4月1日に放送大学神奈川学習センターの所長に就任いたしました大谷でございます。

放送大学(The Open University of Japan)は1983 年に放送大学学園法に基づいて設置された大学であり、本センターは放送大学が最初に設置した学習センターの一つです。
また、所属学生数は全国トップクラスであり、多数の卒業生を輩出するセンターとしても知られています。
学習センターの特長に対面授業の実施や学生のサークル活動などがありますが、この2年余りはコロナ禍で対面での活動には制約がかかる中でも対面授業にWeb でのオンライン授業を取り入れるなど福富所長のもとで多様な活動を積極的に進め、着実に発展してまいりました。
まだコロナ禍が十分に収まっていないなかで、福富所長が発展させられてきた学習センターの所長に就任しましたことの責任の重さを改めて感じております。

私のもともとの専門は燃焼学を基礎とした火災・爆発の予防でありましたが、徐々に対象が拡大してきまして最近ではコンビナート事業所をはじめとした化学物質関連のリスクマネジメント分野です。
近年我々が生きているのはリスク社会であることが認識されるようになり、リスクマネジメントは必須の教養であると考えられるようになってきました。
そこで、昨年には客員教授として本センターで「リスク入門」の面接授業を担当させていただきました。

放送大学には全科履修生として学士(教養)の学位取得を目指している方、資格を取得して仕事に生かしたい方、興味のある分野を深く学びたい方、さらには学びを継続して行いたい方など多様な方がいらっしゃることは理解しておりましたが、実際に面接授業を行うとその多様性を実感することができました。
放送大学では他の大学では足下にも及ばないほどたくさんの授業が提供されており、その中から選んで授業を受ける皆さんの熱心さを感じることもできました。
コロナ対応で教室の収容定員が少なかったことが残念でした。

コロナ禍で学習センターの断続的な閉鎖が続いてきましたが、自宅学習だけでは十分な効果を上げることが難しい科目や演習の実施、学生同士や教職員との交流の場の提供だけでなく、科目に対するご意見、ご要望に応えていくことが放送授業を中心とした放送大学に学習センターが存在する理由であり、それを機能させるのが学習センターの運営側の責務であると感じます。

「入学資格は『学びたい』という気持ち」というのが2022 年度教養学部案内のキャッチコピーです。
学生の皆様が日々「学びたい」という気持ちを持ち続けていただけるよう、より良い学習の場として神奈川学習センターが機能し、発展していくために教職員の皆様と共に取り組んでいきたいと思います。


(神奈川学習センター機関誌「神奈川学習センターはるだより」第 90号(令和4年5月)より)

放送大学神奈川学習センターウェブサイト→https://www.sc.ouj.ac.jp/center/kanagawa/

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