『化学結合論-分子の構造と機能(’17)』(放送授業・テレビ科目)

『化学結合論-分子の構造と機能(’17)』(放送授業・テレビ科目)

橋本健朗  放送大学教授

担当講師:橋本 健朗
(放送大学 教授)

<推薦者のコメント>田原房枝 さん(全科履修生)

「化学結合論」をお勧めします。

2022年の4月から久しぶりの学生生活を送っています。遠い学生時代は化学を専攻していたのに、すっかり頭から消えてしまい、慌てて高校生用の理論化学の参考書を買って復習しながら講義を受けました。

「化学結合論」は正直言って難しく、特に数学が苦手なので数式が出てくると、頭がぼーっとしてしまいます。しかしながら、電子の軌道の話や、結合の理屈を聞いているうちに段々とわかったような気がしてきました。

また「化学結合論」の講義を一通り終えてから、「初歩の化学」、「食と健康」、「生命分子と細胞の科学」の講義を改めて聞くと、先生方の言っていることがさらに理解でき、タンパク質のことやDNAのことも理解できるようになり、化学構造を頭に思い浮かべることができるようになりましたので、他の科目を履修される方にもとても役に立つと思います。

原子や分子の話から始まり、後半は有機半導体や調光レンズなどの具体的な応用の話になるという、テキストの構成も大変素晴らしいと思いました。


<橋本先生からのコメント>

ご推薦くださりありがとうございます。

この科目は導入とはいえその一番上なので、歯ごたえもあると思います。
アンケートでは、「これこそ現代を代表する化学の教材」、「化学の見方が変わった」という嬉しい声もただきました。
田原さんが書いてくださったように難しいこともある分、他の科目とも知識のネットワークが生まれると思います。そこがお勧めです。専門科目に向けた実力も付きます。

後継科目「かたちの化学-化学の考え方入門(’23)」を製作中です。数学を大幅に減らしました。また相補的な科目として、「現代を生きるための化学(’22)」を導入科目の2番目に配置して開講済みです。
いずれも改訂前とは大幅に違い、その違いっぷりはWAKABAの印刷教材試し読みや、科目案内で十分お楽しみいただけます。現代化学を感じていただけるでしょう。

でも、化学の範囲は広いので専門家でも暗記する学問ではありません。化学はどんな学問なのか、先人は知識をどう知恵に変えてきたのか、現代の化学者はその情熱をどんな問題の解決に向けているのかをお伝えしようと頑張りました。
どうぞ、履修なさってください。時々目から鱗が落ちたり、しびれたりできます。

放送授業風景『化学結合論-分子の構造と機能(’17)』 橋本健朗 教授
放送授業風景『化学結合論-分子の構造と機能(’17)』 橋本健朗 教授

公開日 2022-08-19  最終更新日 2022-09-01

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