キャンパスプロファイル 社会と産業コース 迫田 章義 教授

放送大学の様々な情報を映像でお届けする「放送大学キャンパスガイド」では、「キャンパスプロファイル」として専任教員を紹介しています。

キャンパスガイド2022年3月号②では、社会と産業コースの迫田章義教授を紹介。
専門は環境・化学工学。水の浄化や再生可能エネルギーの製造に使われる吸着技術を研究し、開発途上国における環境やエネルギー問題の解決に取り組んできました。

まず、迫田先生の研究する「吸着技術」について説明していただきます。
吸着とは、個体の表面に分子や原子がくっつく現象であり、バイオガスバイクなどにもこの吸引技術が使われています。この燃料は牛の糞尿を発行させて作ったバイオガスで、環境にやさしいバイクであると先生は話します。

迫田先生はこれまでに開発途上国を中心とした世界6か国で、環境やエネルギー問題の研究をしてきました。今回はその中から、ベトナムで行った取組みについて紹介していただきます。
プロジェクトの中心はバイオエタノール。以前から使ってきた化石燃料に替わって山や田んぼから採れるもみ殻などを使い、出てきた残渣は全て農地に返すという取り組みでした。また、プロジェクトの一環でホーチミン工科大学に研究設備を建設し、地域住民との連携を図りました。

最後に、本学で学びたい人たちへのメッセージとして、「放送大学には、長年企業で働いていた方や農家の方など、いろいろな方がいらっしゃいます。年齢に関係なくいつでも入学ができますので、興味とオリジナリティのある方はどなたでも歓迎しています」と語りました。

本編は放送大学YouTubeチャンネルでご覧頂けます。

公開日 2022-06-17  最終更新日 2022-11-01

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