『韓国朝鮮の歴史と文化(’21)』(放送授業・ラジオ科目)

須川 英徳 先生

<推薦者のコメント>榊原 あい さん(全科履修生)

私のおすすめ科目は、「韓国朝鮮の歴史と文化(’21)」です。
そもそも、他の履修したい科目の予備知識を得るために履修したので、韓国朝鮮にそれほど興味がある訳ではありませんでした。
韓流にもハマらず、むしろ「ちょっと理解のしにくい2つの国」と思いがちでした。でも今回この科目を学んでみて、いかに自分が韓国朝鮮について何も知らないかという事に気づかされたと同時に、朝鮮半島に非常に興味が湧きました。

私が一番印象深かったのは、明が滅び清が建国された時、朝鮮は「自分たちだけが、正統な中華を受け継いだ」と考えた事です。
陸続きの隣国を持たない日本で育った私には、なかなかこの感覚は理解しにくかったのですが、この「理解しにくい」というのは、違う国の考え方であり、隣の国であろうと同じアジア人であろうと感覚が違って当たり前なのだと、今更ながら思えるようになりました。

知る事が相手を理解する事に近づくと、まさに感じました。
また、須川先生と三ツ井先生の、深い知識に裏付けされた、朝鮮半島への愛情も感じる授業です。
単位認定試験は終わりましたが、今後も、印刷教材に載っている参考文献をはじめ、朝鮮に関連する本を読んでいきたいと思います。


<須川先生のご冥福を心からお祈りいたします>

本学専任教授 須川英徳様(享年65歳)は、2023年3月14日に御逝去されました。

須川先生の科目についてお薦めのコメントをいただき、須川先生にご回答コメントをお願いしておりました矢先に、須川先生のご訃報に接することになりました。
須川先生のご冥福をお祈りいたしますとともに、回答コメントはございませんが、哀悼の意も込めて、”私のおすすめ科目”にてご紹介させていただきます。

放送大学 広報課 ”私のおすすめ科目” 担当



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皆様のご応募をお待ちしております。


公開日 2023-03-24  最終更新日 2023-03-24

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