千葉学習センター学生インタビュー

まなぴーのぬいぐるみを持つ鈴木さん

<プロフィール>
鈴木 悠斗/すずき ゆうと
2003年生まれ、千葉市出身。県立幕張総合高校を卒業後の2022年4月に放送大学へ入学。教養学部心理と教育コースを優秀な成績で修め、今春からは介護福祉業界での大きな活躍が期待されている。


今回ご登場いただいたのは、2026年3月に教養学部の心理と教育コースを卒業した鈴木悠斗さん。
地元千葉市で生まれ育ち、社会人が多く通う放送大学に高校卒業後の18歳で入学した。鈴木さんはなぜ進学先に放送大学を選んだのか、その理由や4年間の感想を詳しく伺った。

鈴木さんの半生は、好奇心にあふれたものだった

インタビューを受ける鈴木さん

インタビューの冒頭、放送大学に入るまではどんな少年だったか質問すると、鈴木さんは「とても好奇心旺盛な子供でした」と振り返る。鈴木さんは小さい頃からテレビや読書が好きな子供だったそう。小学生の頃はサッカーや相撲を経験。ちびっこ相撲の千葉県大会でチャンピオンにまで上り詰めた。「その後の全国大会で両国国技館の土俵に上がったのは、私の数少ない自慢のひとつです。(中略)あれは良い経験をさせてもらいました。」
中学校では吹奏楽部でドラムやパーカッションをやりつつ、成績も常に学年上位をキープしていた。真面目に塾に通っているうちに自然と成績も良くなり、進学校で知られる県立幕張総合高校に合格。しかし次第に「高校の授業が難しすぎて、理解がついていけなくなってしまいました。」その一方、鈴木さんの高校での3年間は写真部、軽音部、演劇部の大道具係と、好奇心の赴くまま部活動にのめり込んでいった時期でもあった。

自分の希望にマッチした放送大学。18歳で入学を決意

インタビューを受ける鈴木さん

幕張総合高校で周囲が受験モードに入る中、一時は就職を考えたものの、ハローワークで『高卒枠で紹介できる仕事はありません』と言われてしまったこともあって、進学を決意。しかし、学費が壁となります。「自分の学力で公立は無理。かと言って、私立の学費を親に捻出してもらうのは気が引けます。いろいろ調べていくと通信制大学というのがあることを知り、いくつか並んだ中に放送大学の名前を見付け、私大1年分の学費で4年間通えると書かれていました。その瞬間、私は『放送大学に行こう』と決めました。」

自宅近くの休憩所でスキマ時間にしっかり勉強

インタビューを受ける鈴木さん

高3の夏、鈴木さんは両親に進路を報告した。「『放送大学に行く』とだけ伝えたら、ひと言『わかった』と。小さい頃から私の意見を尊重してくれる両親らしいリアクションでした。」小さい頃から心理学に興味を持っていたこともあって、2022年4月、彼は心理と教育コースに入学する。大学の卒業要件では20単位を面接授業またはオンライン授業で修得しなければならないが、それ以外の授業のほとんどがインターネット形式だ。在学中はアルバイトを掛け持ちしながら、卒業認定に必要な124単位をコツコツと修得していった。無理なく自分のペースで勉強できるのはとても良かった点だと鈴木さんは言う。卒業に向け、彼は集中できる環境を探した。
「ある日、地元の遊戯施設の前を通りかかったら、そこに休憩所があるのを見付けました。入ってみると適度に外の音が聞こえて居心地が良かったんです。接客のバイトは9~15時なので、帰宅途中でそこに立ち寄って放送大学の授業をスマホ視聴していました。」

就職支援セミナーで予想もしなかった現実に直面

インタビューを受ける鈴木さん

3年次からの就職活動で学内のセミナーに参加した鈴木さんは、自身の出遅れを痛感する。「(中略)新卒就活生は3年生になってすぐ動き出している現実を知り、かなり焦りました。(中略)スタートが遅いのを悔やんでも仕方ないので、エントリーから面接、採用までのプロセスを教わり、言われるがままマイナビに登録しました。」
春から活動した結果、介護福祉企業への採用を勝ち取った。「最終面接まで進んだのが3社ほどあり、採用をいただけたのが今の会社です。大学で『死生学』や『高齢期の心理学』を学んでいたので、社会に出てからもその知識を活かせていけたらなと思っています。」
放送大学での4年間を、彼はこう振り返る。「放送大学は、興味のある分野を知るにはとても良い環境だと感じます。(中略)放送大学では単位修得の仕方、学び方が自由です。大人になってから資格取得のため、リスキリングのために通う大学というイメージが強いですが、もし進路に迷ったら私のように18歳で放送大学に入るというのもアリだと思います。とにかく後悔のない選択を。その一つに放送大学を選んでいただけたらと思います。」


千葉学習センター機関誌「ちばがくプレス」4号(2026年4月発行)より掲載

あなたにおすすめの記事