【学習センター機関誌から】卒業生謝辞(2)

岐阜学習センター 卒業生代表
田崎勝成

※2022年度第1学期の学位記授与式において二名の方が謝辞を述べました。お二方の了解を得て、以下にその全文を掲載します。


本日は、コロナ禍で大変な中、私たち卒業生のために、厳粛な学位記授与式を挙行して頂き、誠にありがとうございます。在学中から卒業までの学習について支援して頂いた野々村岐阜学習センター所長様はじめ諸先生方、事務職員の方々に厚く感謝申し上げ、卒業生を代表としてお礼申し上げます。

私は、2005年10月より社会と経済専攻の全科履修生として第3年次編入学することにより放送大学に入学しました。入学したきっかけは、これまでにあまり縁のなかった分野について学んでみようということがきっかけで入学することになりました。
入学した当初は、岐阜学習センターに通い、ビデオ教材を視聴する形で放送授業を受講しておりました。そして、岐阜学習センターに単位認定試験を受験しに来ておりました。試験時間は50分で、マークシート方式、記述式、マークシートと記述式の併用式の試験問題がありました。試験開始後30分を経過すると退席することができますが、退席できる科目と試験時間ギリギリまでかかって問題を解いていた科目とがあります。
社会と経済専攻に入学した際には、面接授業をたくさん受講して、卒業するための単位修得を行っておりました。そのために2年間で無事に卒業することができました。

卒業後の2007年10月に生活と福祉専攻に入学しました。
社会と経済専攻を一度卒業したこともあり、次の目標としては、仕事で活用するために、生活と福祉専攻に入学しました。生活と福祉専攻に在籍中には、日本心理学会認定心理士資格を取得するために単位修得するように履修を計画しました。
日本心理学会認定心理士資格を取得するためには、面接授業で単位を修得する必要があり、岐阜県外の福島県、富山県、福井県、愛知県に出かけて面接授業を受講しました。面接授業の1日目が終了した後には、富山県名物の鱒寿司と福井県名物のソースカツ丼をおいしく頂くことができ、面接授業の受講と合わせて楽しい思い出となりました。
そして、2年間で卒業し、次に心理と教育コースの方に入学しました。心理と教育コースに在籍中に日本心理学会認定心理士資格を取得することができました。

三度目の卒業後には選科履修生として在籍し、興味のある科目を受講し、単位修得をしておりました。
なお、コロナ禍のために、2020年度第1学期から自宅受験になりました。そして、2020年10月より自然と環境コースに再入学しました。試験の受験形式は、2022年度第1学期からWeb受験方式で実施されました。そして、この度、無事に卒業を迎えることができました。
これまでに単位修得できなかった科目は、放送授業の科目が22科目、面接授業の科目が1科目あります。放送授業の科目は、再受験の機会もあり、二度受験する機会がありますが、試験の日程と仕事の都合で日程が合わず、受験できずに単位修得できないことがありました。面接授業につきましては、仕事の都合で面接授業の日程に参加できなくなったためです。
再受験して二度受験しても単位修得できなかった科目の中心は、第二外国語関係の科目と数学と物理学と情報関係の科目となります。単位修得するためには、十分に勉強しないと合格するのが難しい科目があります。

今後は、情報コースに再入学し、情報スキルやAIについて学んでいきたいと考えております。
今後の単位認定試験は、Web受験方式となったために便利となり、試験日程の都合が合わずに受験できないということはなくなりましたので、情報関係の単位を修得するためには十分に時間をかけて丁寧に勉強する必要があると考えられます。
最後になりましたが、野々村岐阜学習センター所長様はじめ諸先生方、事務職員の皆様、関係者の方々のご健康と岐阜学習センターのますますの発展をお祈り申し上げ、卒業生代表の謝辞とさせていただきます。ありがとうございました。


岐阜学習センター機関誌「ふれあい」194号(2023年4月発行)より

公開日 2023-05-23  最終更新日 2023-05-23

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