キャンパスプロファイル特集  2021年 5月号①

キャンパスガイド2021年5月

放送大学の様々な情報を映像でお届けする「放送大学キャンパスガイド」では、「キャンパスプロファイル」として専任教員をご紹介しています。
2021年のキャンパスガイド5月号①では、2020年度に放送した「キャンパスプロファイル」から7名の先生方をダイジェストにご紹介します。

放送大学YouTubeチャネルで全編ご覧頂けます。➡ https://www.youtube.com/watch?v=WyiUGMraW1I


1.自然と環境コースの松井哲男教授、専門は理論物理学です。

松井先生は「物理学の見方や考え方を学ぶことは、物事を科学的に見る目を養う」と言います。アンソニー・レゲット氏は、2003年に超電導と超流動の理論における先駆的貢献によりノーベル物理学賞を受賞した、松井先生が尊敬する物理学者です。 レゲット氏は、オックスフォード大学の奨学金を得て、1965年に1年間、研究実績を積むために来日しています。レゲット氏がなぜ日本を選んだのか、松井先生は、その答えを探るために特別講義を企画し、撮影に密着して制作に携わりました。
動画(02:05~06:05)


2.社会と産業コースの原田順子教授、専門は経営学と人的資源管理です。 

原田先生は、私たちの労働に深く関わる、雇用管理や賃金制度等を研究しています。日本で最初に開かれた貿易港の一つで、現在も日本を代表する国際港として人々の生活と産業を支える横浜港周辺を案内してもらいながら、先生の研究への思い等を聞きました。 日本にとって港と舟の重要性を語った歌詞の横浜市歌『わが日の本は島国よ』を紹介し、現在も日本の輸送生命線は海運であることを語ります。また、原田先生が大好きな帆船・日本丸を訪れ、その美しさから太平洋の白鳥と呼ばれたことや、船の乗組員を育てる練習船として活躍したことを紹介します。
動画(06:05~09:53)


3.自然と環境コースの大森聡一准教授、専門はジオロジーと岩石学です。 

大森先生は、岩石と大気、海洋の境界や、沈み込み等で起きる地球の変動現象に注目して研究をしています。研究に欠かせないフィールドワークのため、埼玉県と東京都を通り東京湾に流れ込む荒川を訪れ、河原で岩石を探します。長瀞の岩畳より上流に蛇紋岩があることで知られるこの河原一帯は、日本列島を構成する岩石を1カ所で見ることができる学習に適した場所だと話します。その後、ジオロジーと岩石学の魅力について語ります。
動画(09:53~13:42)


4.人間と文化コースの魚住孝至教授、専門は哲学と日本思想です。

魚住先生は、生き方につながる、人が心地よく生きるための感覚、自分の体への向き合い方、力の抜き方等について話します。日本文化を語るのに文学・芸術と並んで武道を取り上げ、武道には体についての重要な知恵が入っていて大事だと語ります。

また、その発想の基となった野口体操との出会いが、その後の生き方や研究テーマにつながったと言います。ドイツの哲学者マルティン・ハイデガーが、実存から存在を問い哲学全体を根本的に考え直したことについても触れます。
動画(13:42~17:20)


5.生活と福祉コースの吉村悦郎特任栄誉教授、専門は栄養学と生物無機化学です。

吉村先生は、食についての化学的視点に基づく、特にミネラル成分に関連する研究をしています。放送大学着任前に在籍していた東京大学農学部の分析化学研究室、長年にわたり吉村先生が研究活動を行った場所を案内します。

生物物理学を研究したいと思っていた吉村先生は、東京大学紛争のあおりを受け、その夢はかないませんでした。その後、分析化学の道に進み教授となった吉村先生は、研究者として貫いてきた思いを語ります。
動画(18:01~21:45)


6.情報コースの浅井紀久夫教授、専門はマルチメディア情報学です。

浅井先生は、ヒューマン・コンピューター・インタラクション、人間とコンピューターをつなげるインターフェースに関する研究を中心に行ってきました。大学院では、惑星間空間の観測をする電波望遠鏡の構築に携わり、博士論文では、電波望遠鏡の設計、観測、結果分析まで一連の流れをまとめました。

放送大学内にある浅井先生が設計した仮想環境研究施設を案内し、立体視映像と立体音響を使い没入感を創出する没入型VRシステムを紹介してもらいます。続いて、放送大学千葉学習センターで行われた浅井先生の面接授業『3DCG入門、まなぴーをつくろう』を紹介します。
動画(21:45~25:19)


7.自然と環境コースの橋本健朗教授、専門は理論化学と計算化学です。

計算化学は、理論を基にした実験結果の説明、未知の物質や現象の予言等、化学の学問です。炭素原子が集まったクラスターの模型を紹介し、さらに、目に見えないミクロの世界を、理論計算に基づいて描いた図を見せてもらいます。

橋本先生が化学に興味を持ったのは、大学へ入学してからです。大学3年生の終わりに、卒業研究で所属する研究室について悩んでいた時、実験研究の先生から「遷移状態をはじめ、実験では捉えられないことが理論では捉えられる、勉強できる、研究できる」と聞き、理論に進みたいと思った等を語ります。
動画(25:19~28:59)


公開日 2021-06-23  最終更新日 2021-07-17

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