【学習センター機関誌から】2024学生研修旅行報告

放送大学熊本学習センター

鼓動が響く大地へ:阿蘇神社・大分久住TAOの旅

9月15日は朝から晴天に恵まれ、最初の目的地である阿蘇神社へ向かいました。2016年の熊本地震で倒壊し、7年8カ月をかけて昨年12月に復旧を終えた国指定重要文化財の楼門を含む阿蘇神社を参拝・見学しました。その後は門前町を散策し、歴史と文化の魅力に触れるひとときを楽しみました。

午後からは、大分県久住町「TAOの丘」にて、日本が誇る和太鼓集団「DRUM TAO」の演奏とパフォーマンスを鑑賞しました。台風接近による雨の影響で室内での鑑賞に変更となりましたが、手を伸ばせば届きそうな近距離での迫力ある演奏と、息をのむほど美しく力強いパフォーマンスに圧倒されました。その振動が心の奥深くまで響き、感動的な時間を過ごすことができました。

昼食は久住高原で、地元の食材を使った郷土料理「花籠御膳」をいただきました。この食事を通じて、参加者同士の交流も積極的に行われました。昨年に続き、「実際に見て感動する」をテーマに企画された学生研修旅行でしたが、参加者の皆さんと共に感動を共有できた幸せな一日となりました。

最後に、参加者の皆さんからいただいたレポートや感想の一部をご紹介します。ご参加いただき、本当にありがとうございました!

Iさん

私は、初めて学生研修旅行に参加しました。
野外劇場TAOの丘「天空の舞台」で、和太鼓を演奏する男女8名の「DRUM TAO(ドラムタオ)」の姿を見て、眠いのに一発で目が覚めてしまいました。
若者が体いっぱいに汗をかいて、DRUMを演奏する姿には、高齢者の私も感動致しました。久しぶりにリフレッシュできて、楽しい旅行ができました。暑いのに気分を切り替えて奮闘できそうです。
ほんとうにありがとうございました。

Eさん

DRUM TAOの和太鼓演奏に感動しました。若いエネルギーをいっぱいもらって元気になりました。

Oさん

天候にも恵まれ、阿蘇神社参拝、雄大な阿蘇くじゅう公園とTAOの丘勇壮な和太鼓の演奏は素晴らしかったし、心に響きました。放送大学のスタッフの皆様の企画に感謝しています。次回の研修旅行も楽しみにしています。

Kaさん

青空の下での太鼓演奏は天候不順の為、屋内に変更。こんな狭い空間でと思ったが間近での舞台は迫力あるものとなった。でもいつか、機会があれば「天空の舞台」も見てみたい。どんな太鼓の音が響くのだろう。いずれにせよ生の舞台は素晴らしい。準備して下さった職員の皆様ありがとうございました。

Kuさん

クラッシクカーもたくさんで楽しい旅になり幸せです。天気も良くて最高の研修旅行を満喫しました。

Tさん

TAOの丘の太鼓の演奏のすばらしさに感動しました。その迫力と呼吸の合わせ方は、どれほどの訓練が必要なのだろうと感心して驚いていました。これだけの準備をされるのもさぞ大変だっただろうと思います。ありがとうございました。

≪俳句≫
山並みを 超えて響くは 秋太鼓

Fさん

楽しい時間をありがとうございました。阿蘇神社では、古い部材を活用しながらも破損した箇所は新しい材を接ぎ木して再建された建物を見て、技術のすごさを実感しました。またクラッシクカーのイベントとの偶然の出会いもあり、驚きました。そしてTAOの丘ではあいにくの雨でしたが、雨ならではの室内公演で、演者と近い距離で演奏を聴くことができてよかったです。よいご縁がありよかったです。

Hさん

今回の学生研修旅行のハイライトは何といっても「野外劇場TAOの丘」だろう。雨天のため残念ながら室内の鑑賞となったが、大小の和太鼓や鉦、横笛を駆使した熱烈な演奏に身体の奥底から湧き上がるものを感じた。これこそ考えずに感じる喜びであろう。実に得難い経験ができた。次の機会にはぜひ野外ステージを聴きたいものだ。このような企画をしてくださった、学習センターの皆様に感謝したい。

Yさん

阿蘇神社は熊本地震で拝殿が倒壊して悲しく思っていました。復旧した姿を見てみたい思いがあり、完成した姿に安堵しました。また太鼓も好きで今まで観ている「鼓動」「焱太鼓」や、特に今回の「TAOの丘の太鼓」の圧倒的なパフォーマンスに、時間も忘れてしまい、感動し太鼓の響きに癒されよかったです。ありがとうございました。

F・Kさん

阿蘇神社もTAOの丘も自ら運転していくことはなったので、今回のようにバス旅行で行くことができありがたかったです。大自然を感じることができ、日常では感じられないくらい空気感などが新鮮でした。

M・Kさん

この度は、初めて研修旅行に参加させていただきました。世代も立場も違う仲間と、同じ時間を共有できるワクワク感と交流は、新しい刺激をいただきました。

コロナ禍で在籍している学生の方々と触れ合う機会が減っていましたので、バスや食事、移動の場面で学習の意見交換や共有できたり、有意義な時間となりました。

TAOの丘に着いてからは、久住の雄大な景色に癒されました。身体に感じる和太鼓や笛の音、ステージ上の若い方達の溢れんばかりの笑顔とエネルギーに元気をいただきました。また、機会があれば参加したいと思います。

≪短歌≫
風をきり 駆け上がりゆく 緑の階 TAOの丘に 和太鼓響く
≪俳句≫
音霊や 若人の鼓動 丘に舞う ススキ原大地貫く DRUM TAO

無記名

今回たくさんお世話になりました。美味しい食事、楽しい会話、素敵な景色、感動の演奏をありがとうございました。


熊本学習センター機関誌「きんぽう」第105号(2024年10月発行)より掲載

公開日 2025-04-25  最終更新日 2025-04-25

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