互いを認め、共創する社会へ 大高 清(おおたか きよし)/ 群馬学習センター

地元の高校を卒業後、専門的なことを学びたいと思い都内の大学に進学しました。

家庭の事情もあり、新聞販売店で働きながら大学に通いました。早朝からの仕事であり苦労しましたが、たくさんの方のお陰で大変充実した時を過ごすことができました。
卒業時には世界の流れを知るために欧州10カ国を一人で巡り、危険を顧みず東ドイツにも行き大変な環境の中を生き抜く人の貴重な意見も聞けました。

大学卒業後は地元企業に就職し、米国・欧州等の諸外国を訪問し取引を通じたたくさんの出会いからも多くのことを学ぶことができました。
これらの各国の人との交流から、世界の状況も含めさまざまなことを更に掘り下げて学びたいと思い10年前に放送大学に入学しました。

そして、全国でも学生サークルとして最大規模の群馬学習センター若宮クラブに入会したことが大きな転機になりました。
「アジア産業論」を学んだことをきっかけにサークル仲間と共に台湾研修を実施、また、「遠野物語」を学んだことで遠野地区、気仙沼、仙台など被災地を訪問して放送大学生として何ができるかを考える貴重な研修も行いました。

放送大学は全国に施設があり面接授業を通じたくさんの方と知り合うこともできました。英語、ゴルフなどサークル活動を通じ地域を超えた交流やオンラインを活用した他の学習センターとの交流もスタートしています。

私の座右の銘はヘンリー・フォードが残した格言です。
〝20歳だろうと80歳だろうと、学ぶことをやめたものは老人である。学び続けるものは若さを保つことができる。〞
放送大学は年齢や性別を超えた交流を通して様々なことを学べて自己実現のできる素晴らしい学びの場です。

今後は学んだことを後世に伝えていく活動も行っていきたいと思っています。全国の学生との交流など放送大学に入り人生が豊かになったと感じています。
生涯、放送大学生として学び続けていきたいと思います。


プロフィール  

1957年 群馬県生まれ
1981年 東京経済大学卒業
2012年 放送大学入学(選科履修生)
2013年 放送大学編入学(全科履修生)
2019年 教養学部(社会と産業コース)卒業

現在、教養学部全科履修生として「人間と文化コース」在学中
また、「若宮クラブ」および「英語多読クラブ」サークル会長を務めている。
趣味:ゴルフ、英語多読

※2023年3月27日 本誌掲載の記事です。


群馬学習センターウェブサイトはこちら

公開日 2023-05-23  最終更新日 2023-05-23

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