佐賀学習センター学生研修旅行記

佐賀

全科履修生 古川 容子

参加者集合写真

戦後80年を迎え平和について考え江戸時代の商人文化に触れる旅

2年前、第二次世界大戦中の特攻隊の映画を鑑賞し、一度は、それらの資料が展示されている記念館を訪れたいと考えていた。今回の学生研修旅行で、思いがけず、それが実現した。

2025年度の学生研修旅行のテーマは、
「戦後80年を迎え平和について考え、江戸時代の商人文化に触れる旅」
私は、前回(一昨年)に続き、2度目の参加となった。

最初の目的地は、「筑前町大刀洗平和記念館」(福岡県)。ここは、かつて、旧陸軍が、東洋一を誇った大刀洗飛行場を中心とする一大軍都が存在していたが、1945年3月、米軍の大空襲により、壊滅的な被害を受け、民間人を含む多くの人の命が奪われた場所である。また、特攻隊の中継基地として、数多くの若者達の出撃を見送った場所でもある。


まず、映画「大刀洗1945.3.27」を鑑賞し、解説員の方からの説明があった。その後、館内を見学。世界で唯一現存する零戦三二型の実物や幻の試作機「震電」の模型等を間近で見ることができ、その迫力に圧倒された。また、大刀洗大空襲と特攻隊の資料、九七式戦闘機(世界で唯一の現存機)や、特攻で散っていった若者達が残した遺書(手紙)や写真も展示されていた。内容は、まさに、映画で見た景色、そのものであった。いまだ、世界の各地で戦争が続いている。早期の平和の実現を強く思った。

玄関で記念撮影後、バスで、昼食会場「マリエールオークパイン日田」(大分県)へ移動した。日田の醤油とカツオ出汁で作った瓦そばに、お刺身、天ぷら、デザートなどが付いたランチを堪能した。瓦そばは、甘じょっぱくて、おいしかった。

午後は、豆田町商店街と「廣瀬資料館」へ。名物(?)ガイドさんの詳しい説明で、快適に散策できた。

「廣瀬資料館」では、館長さんからの説明後、江戸時代の両替商の実演があった。閉店直後に来店した客に対応するという設定。両替商、客等、館長さんが配役を指名した。指名されないように、下を向いていたのだが、両替商の役をすることになった。戸をたたいて、両替を頼む客に対する両替商の役を体験。思いのほか、楽しませてもらった。

両替商の実演の様子


商店街では、おみやげの唐揚げとお団子を買い帰路へ。今回は、限られた時間だったので、また訪れたいと思った。

一日で、盛りだくさんの内容で、貴重な体験をさせていただいた。学習センターの皆様、ありがとうございました。来年も、開催される予定だそうなので、皆さんも参加してみませんか。


佐賀学習センター機関誌「Balloon」no.114(2026年1月発行)より掲載

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