【学習センター機関誌から】 会津学知会 ―「會津藩主松平家御廟」を巡る― 

福島学習センター 会津学知会 塩谷 徳子

会津若松のシンボル「鶴ヶ城」


昨年10月に行いました、恒例(今迄15回目の実施を数える)である会津学知会「歴史散策」を報告します。
新型コロナウイルス感染症対策として出されたまん延防止等重点措置が解除されて間もない10月17日(日曜日)、昨年同様に福島同窓会との共催、栃木同窓会協賛のかたちでの開催です。
会津学知会の歴史散策も、福島同窓会と一緒に学ぶこと、6回目となります。

早朝からのどしゃ降りの雨。参加者はこの雨の中出発したのだろうか・・・昨日から前泊の参加者もあるので、「中止は無いな」と考えつつ、東山温泉入り口の集合場所である駐車場へ向かいました。
屋根のある集会場に集まり、感染予防策を遵守して出席を確認、温度計は気温が低いため作動せず、非感染者であることを自己申告して確認を終えました。参加者は学知会会員と会員の知人を含む9名、福島・いわきより各1名、郡山より3名、栃木より3名の総勢17名です。
講師は中野まさ子先生(若松市観光ボランティアガイド・学知会会員)です。

三代から七代の墳墓が並ぶ前で、南向きの墳墓の作りについて、または墳墓の各部所の作りについて、熱心に説明していただきました。時折小雨混じりの風が吹く中で、それにも負けない情熱的な語り口がとても印象的でした。この後、中の御庭や拝殿なども巡ってから、早朝からの雨で足元の悪いことの上、寒さも増したので、散策を早々に切り上げ、食事処へ向いました。

食事処では、各々隣り合ったメンバーと親しく語り、黙食を守りつつ親交を深め、13時30分を過ぎた頃、お腹も満たされ解散となりました。ようやく太陽も出て、天候が快方に向かうところで、お互い今日の労をねぎらい挨拶をして、それぞれの車で北へ西へと戻っていきました。

参加された皆様、お疲れ様でした。改めてコロナの一日も早い収束を願う「歴史散策」でもありました。
会津学知会は、「歴史散策」「ミニ講演会」「学習報告会」を行い、会員の情報交換より学習向上と親睦を大いに図っている大変楽しい学生サークルです。学生・卒業生の皆さん是非ご参加ください。
お待ちしております。

会津学知会ホームページ:http://aizugakutikai.yaekumo.com

昼食は大龍寺の近くにある「東山庵」 そばもカツどんもおいしい   撮影:福島同窓会会長 斎藤洋文

福島学習センター機関誌「もみじ」100号(2023年1月発行)

公開日 2023-03-17  最終更新日 2023-03-17

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