【学習センター機関誌から】話題の面接授業

山形学習センターでは「地域に学ぶ・現場に学ぶ」をモットーに、様々な施設の協力を受け、現地体験型授業の開講に努めています。

2022年12月17日・18日に山形美術館副館長兼学芸課長の岡部信幸氏と、学芸員の黒澤匠氏を講師にお迎えし、「地域と美術館」を開講しました。
今回は、2日目3時限と4時限に行った、山形美術館での現地見学について報告します。

3時限目は「山形美術館の空間をみる」ということで、岡部先生に担当していただきました。展示について、日本美術と西洋美術での違い、照明の工夫など、実際の展示を見ながら説明していただきました。
特別に、収蔵庫にも入らせていただき、貴重な作品を守るための留意事項、温度や湿度管理、災害への備えなどのお話も聞くことができました。

4時限目は「山形美術館の展示をみる」ということで、黒澤先生に担当していただきました。作品を収蔵する際のエピソードについて伺った際は、収集への熱意が伝わってきました。また、作者の方や作品との不思議なめぐり合わせなど、貴重なお話を聞くことができました。

このような現地体験型授業は各学期に数科目開講されています。人気がある授業ばかりですので、是非受講してください。


山形学習センター機関誌「ゆうがく」84号(2023年6月発行)より

公開日 2023-08-23  最終更新日 2023-08-23

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