【学習センター機関誌から】 自分を見つめ直す

秋田学習センター 全科履修生  加藤 翼

私は10年前に高校を卒業し、高卒として社会で働き始めました。
当時は「勉強はもうしたくない。早く社会に出てお金を稼ぎたい。」という気持ちが強かったので、大学進学はしませんでした。
自分でも軽い気持ちで決めてしまったな、という後悔が今でもあります。

放送大学という文字は日々の生活で時々目にすることはありましたが、本格的に意識するようになったのは今年の6月からでした。
私が住んでいる市の広報誌で「放送大学入学者募集中」と掲載している文面を発見。
そこで初めて放送大学について調べ初め、入学して大卒資格を取得したいと思うようになったのが入学のきっかけです。

今回私が選択したコースは、心理と教育コースです。
コロナ禍になったことで時間の使い方が大きく変わり、自分の内面と向き合う時間が増えました。
自然と人の心の移り変わりや在り方にも興味を持つようになりました。
相手の心を知り、人の役に立つことはないか、ということを模索しながら日々学んでいければと思います。

現在就いている仕事も、人と接することが多い仕事なので、自身のスキルアップにも繋がりそうです。
社会に出て10年。本当にあっという間でした。
今一度学ぶ大切さに向き合い、自分自身を見つめ直し、今までとは違う側面から物事を捉えられるよう一歩ずつ踏み出してまいります。

今回の原稿にあたり、自身の気持ちを改めて整理することができました。
このような機会を作ってくださったことに感謝しています。ありがとうございます。


秋田学習センター機関誌「ばっけ」 第103号(2022年10月発行)

公開日 2023-01-20  最終更新日 2023-01-20

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