『西洋音楽史(’21)』 (放送授業・ラジオ科目)

担当講師:赤塚 健太郎
(成城大学教授)

<推薦者のコメント>安藤 真太朗さん(選科履修生)

私のおすすめ科目は、「西洋音楽史」です。

私は放送大学に入学する前に、音楽大学で音楽を学んでいました。
そこで西洋音楽史も履修したため、そのときの内容の復習のつもりでこの「西洋音楽史」を履修したのですが、今まで学んだ内容とは全く異なる視点から西洋音楽史について解説されていて非常に感銘を受けました。
単にできごとや人物、作品に注目するのではなく、その時代の音楽観と現代の私たちの音楽観のつながりについて考えさせられるような内容になっており、大変興味深いです。(本当はもっと書きたいのですが、あまり具体的に話すと講義の「ネタバレ」になってしまうのでこれだけにしておきます。)

音楽史を専門的に学んだことのない方はもちろんですが、音楽大学などで一度この分野を学んだ方にこそ受講してほしいと感じている科目です。


<赤塚先生からのコメント>

コメントありがとうございました。また、積極的に授業に取り組んでいただきとても喜んでおります。

「西洋音楽史」は、ごく一般的な西洋音楽史の理解を踏まえて基本的な内容を取り上げている一方で、作品の背景にある社会構造や思想・理論、そして作品を鳴り響かせる楽器と奏法、作品の受容と評価も重視しながら授業を進めている点が特徴的です。これは作品を軽視するということでなく、むしろ作品に対する光の当て方や味わい方を豊かにすることを目指しているためです。

授業で学んだことを踏まえてさらに多様な歴史上の音楽に向き合い、あるいは専門的な書籍などを繙くことで、音楽の体験をよりみずみずしいものにしていただけると嬉しく思います。また、そのような体験に興味ある方の受講を今後も心待ちにしています。


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 放送大学シラバス 『西洋音楽史(’21)』


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公開日 2025-09-01  最終更新日 2025-09-01

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