放送大学の様々な情報を映像でお届けする「放送大学キャンパスガイド」では、「キャンパスプロファイル」として専任教員を紹介しています。
キャンパスガイド2022年4月号②では、生活と福祉コースの大曽根寛特任教授を紹介。
専門は福祉政策論。障がい者や高齢者の人権擁護・支援、そして劣悪な状況で働いている労働者など社会的に立場の弱い人たちの生活を守る法律の研究をしています。
今回は、放送大学で教鞭をとりながら愛知県を研究拠点とする大曽根先生の活動の様子を取材しました。
はじめに、総合社会福祉会館の中にある「名古屋市社会福祉協議会」を訪れます。ここで大曽根先生は、設立当初のシステムづくりからその後の運営まで、20年以上活動をしてきたと話します。
続いて、「障害者差別相談センター」での活動についても伺います。ここでは、生活のさまざまな場面で差別を受けたという相談に対して、大曽根先生がその解決策について話し合う連絡調整会議の委員長を務めています。
その他にも、先生の生い立ちや、法律学から社会福祉の世界を見てみようと考えたきっかけ、先生の趣味などについて伺います。
最後に、本学で学びたい人たちへのメッセージとして、「放送大学は非常に多様な要素をもっていて、教員も多様です。また、自分自身のテーマを決めて追求していくことのできる場所です。1科目からでも良いので、ぜひ授業にトライしてみてください」と語りました。
公開日 2022-08-19 最終更新日 2024-10-31