放送大学の様々な情報を映像でお届けする「放送大学キャンパスガイド」では、「キャンパスプロファイル」として専任教員を紹介しています。
キャンパスガイド2021年12月号①では、公認心理師教育推進室の北原知典准教授を紹介。
研究分野は臨床心理学。プレイセラピィ(遊戯療法)を通じて、教育分野および小児科クリニックで実践を積み重ねてきました。
今回は、セラピストの経験を通して公認心理師を目指す人たちに伝えたいこと、また北原先生の仕事の合間の楽しみについて伺いました。
まず、先生が研究の道に進むきっかけとなった、子どもの心理の不思議さとの出会いについてお話を伺いました。
臨床心理士として活動した経験からは、人が生まれながらにして持つ力や、コミュニケーションの育て方などについて語ります。
次に、北原先生は仕事の合間にウォーキングを楽しんでいるということで、今回は先生と一緒にJR幕張駅周辺も散策しました。
知らない道を歩いていると、新たな発見があることが面白いと言います。
公認心理師を目指す人たちへ、「セラピストが向き合うクライエントにひとりとして同じ人はいないので、そのこころに真剣に向き合う姿勢と、向き合い続ける忍耐力が大切」と北原先生は言います。
そして最後に、本学で学びたい人たちへのメッセージとして、「面白いことでもいいし、気付いたことでもいい。何か一つでも自分の心に残るものを大事にしてほしいと思います。そこから何かが生まれる可能性があります。きっと勉強する時の糧になるはずです。」と語りました。
公開日 2022-01-18 最終更新日 2024-02-14