コラムOUJより 「解説:あなたの身の回りにプログラミング的思考」 中川 一史 教授

放送大学の様々な情報を映像でお届けする「放送大学キャンパスガイド」の『コラムOUJ』では、放送大学の専任教員が毎回1つのテーマで語っています。

コラムOUJ 2022年12月号①では、中川一史教授(情報コース)が登場。専門はメディア教育と情報教育です。
今回は、初等・中等教育におけるICT活用に取り組んでいる中川先生に、「解説:あなたの身の回りにプログラミング的思考」をテーマにお話しいただきました。

プログラミング的思考とは、つまり段取り力・手順力・構想力を身につけることだと言われ、実は私たちの日常生活の中でも気付かないうちにプログラミング的思考が使われていると中川先生は話します。
そこで今回、「朝の30分でお弁当を作る」「朝の支度」という2つのタスクのもと、プログラミング的思考が上手く使われている例とそうでない例について映像を見ながら解説します。

つづいて、小学校で行われるプログラミング教育について紹介します。
例として、「スマート農業におけるドローンの農薬散布を想定し、より正確で効率的なプログラムの作成に取り組むこと」を課題とした、小学校5年生社会科の授業風景を取り上げます。この授業では、小学生たちが実際にドローンを操縦したりドローンのプログラミングを行ったりしながら、農業の機械化や自動化の良さについても考えます。

このように、現在小学校ではさまざまな教科でプログラミング的思考を育む学習活動が行われていると中川先生は話します。

最後に、これから放送大学で学ぼうと考えている方へ、「皆さんの興味・関心を深め、広げる場として放送大学を利用していただきたいと思います。放送大学でお待ちしています」と中川先生は語りました。

本編の放送大学YouTubeチャンネルはこちら

中川 一史 教授のプロフィールはこちら

公開日 2023-02-17  最終更新日 2023-02-21

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