

担当講師:
曽我部 真裕
(京都大学教授)
<推薦者のコメント>鈴木 あんりさん(全科履修生)
私がおすすめしたい科目は曽我部真裕先生の「日本国憲法」です。
入学前、どの授業をとるべきか検討しているとき、法学系科目の中で「国家の成り立ちの基本となる科目」として選択しました。
いざ学んでみると、「近代国家において、人が人たるために必要な法」が、こんなにも凝縮されたものはないのだと知ることができました。内容的には抽象的な人権問題などはもちろんのこと、「本来、法はこれだけ人を守り、或いは支配するのだ」ということを知ることができる授業です。また、印刷教材には「学習課題」が毎章用意されており、自分の理解を深め、アウトプットすることで実践的に知識を身につけることが可能な構成になっています。
判例、用語など含め予習は必須ですが、世の中の見え方ががらりと変わって見えてきます。特にソーシャルメディア時代における自己表現やリテラシーに加え、「なぜこれが問題視されているの?」ということを含め、歴史についても関連して理解することができました。(私は表現に携わる仕事をしているため、ご専門である曽我部先生の授業が受けられるのはその点でも贅沢だと感じました)
法学にご興味のある方、ニュースで報道されるあれこれ、ネットにあふれかえる情報の中で己の真偽を見極める力を身に着けたい方には、ぜひとってほしい科目です。
放送大学の皆様、曽我部先生、本当にありがとうございます。
<曽我部先生からのコメント>
コメントありがとうございます。
憲法は、「人による支配」が圧政に至るおそれがあるために法による枠付けが必要だ、という人類の長年の知恵の結晶です。最近の国際情勢を見ていると、「法の支配」の重要性が身に染みて理解できるのではないでしょうか。
本講義を起点に、さらに理解を深めて頂ければ幸いです。
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公開日 2026-10-29 最終更新日 2026-10-29



