2022年度 新任教員のご紹介

 

 
 
櫻井直輝先生

心理と教育コース・人間発達科学プログラム

櫻井 直輝 さくらい なおき

准教授

よろしくお願いいたします

幼稚園から大学まで千葉市で育ち、東京→福島を経て千葉県に戻ってくることができました。
慣れ親しんだ土地で研究・教育を頑張っていきたいと思います。

専門は教育行政学です。特に地方教育行政に関心があり、これまでは学校統廃合政策や教師教育政策を対象とした研究をしてきました。
また、社会貢献活動として学校適正規模・適正配置に関わる審議会や教育事務の点検・評価なども行ってきました。
教育へのニーズが多様化・複雑化する中で、少しでもお役に立てればと思っています。

現在は修士課程の論文指導を担当しており、24年度以降順次教育政策・行政に関わる科目や「心理と教育のいざない」などを担当していく予定です。
放送大学には教育政策や教育実践に携わっている方が多く在籍されていると伺っていますので、ゼミ活動などを通じて現場のお話を伺えることも楽しみの一つです。


鶴見英成先生

人間と文化コース・人文学プログラム

鶴見 英成 つるみ えいせい

准教授

遺跡と博物館で暮らす

都内の古墳のそばで育ったせいか、土や石を積んだ古代のモニュメント建築に惹かれます。
一生懸命に大きなものを造るにあたり、彼らはなぜその地点を選んだのだろう?とその背景に思いを巡らすのが楽しいからです。

10代のころ展覧会で古代アンデスの土器の面白さに惹かれ、数あるフィールドの中から、アンデスの考古学を志して大学、大学院へと進みました。
以来、四半世紀にわたって、ペルー共和国で紀元前の神殿遺跡の発掘・探索を続けています。
前職では大学博物館にて資料を研究しながら、研究成果を日本やペルーで展示公開するなど博物館活動の経験を積みました。

放送大学では23年度から博物館学関連科目を順次担当していきます。
ちょっとしたモノを集めて部屋に並べたり、SNSで写真を見せ合ったり、そして自然や社会の仕組みに興味を持ったり、人間誰しも多かれ少なかれ日々そんな行動をとっています。

博物館・美術館は収集・保存・公開発信・調査研究を行う施設ですが、それは人間が本来持つ欲求を大規模に、長期的に実現するように制度化したものだと言えるでしょう。
学芸員資格に関心がない方でも、自身にとって身近なテーマとして触れてみることをお勧めします。


橋本鉱市先生

心理と教育コース・人間発達科学プログラム 

橋本 鉱市 はしもと こういち

教授

高等教育の進化と深化に向けて

高等教育領域における諸事象を、主に歴史社会学的なアプローチから考察してきました。
学部、大学院時代は教育社会学を専攻していましたが、1990年代から本格化した大学改革にもまれて(流されて?)、研究テーマも教養教育、専門職養成、学位プログラム、学問風土、大学イメージなど、変転としてきました。
しかし、いずれの事象についても近代化以降の大きな歴史的な流れの中で相対的に位置づけ直し、批判的に考察する姿勢については一貫してきたつもりです。  

職場や住まいもあちこち渡り歩いてきました。
大学総長室に直属の調査室、単位累積加算を審査・研究する機関(学位授与機構)を経て、東北大学では緑の美しい杜の都の生活を堪能しました。
その後、東京大学に14年ほど勤務し、この春に着任いたしました。
院生・学部生の皆さんとは、高等教育論関連の科目や授業でお会いすることになると思いますが、どうぞよろしくお願いします。


堀部安嗣先生

社会と産業コース・社会経営科学プログラム 

堀部 安嗣 ほりべ やすし

教授

建築を通して人間を考える

私は建築の実体的、現実的な設計を30年近く取り組んでまいりました。
十年一昔と言いますが、世の中の動きの速さに本当に驚かされます。
建築の世界はそのスピードに翻弄され、または世の中を翻弄してきたといってもいいでしょう。

そんな世の中の変化に建築は対応してゆかなければならないのは言うまでもありませんが、本当にそれだけで建築がつくられていいのか立ち止まって考えることも大切です。
なぜなら建築は本来、人の一生よりも長く生きて人の生活や記憶をおおらかに受け入れ、そして自然の脅威から身を守る包容力が必要で、そのためには時代を超えてなお不変である”価値”が表現されなければならないからです。

またこれからを見据えることももちろん大切ですが、誰も未来を具体的に予測することはできません。
”これから”を考えることと同時に”これまで”も考え、無数の先人たちの叡智や失敗を学ぶところから建築を捉えることも大切なのではないかと考えています。
”建築”と言う枠組みを超えて、社会学や経済学や哲学などと連携しながら”人間とは何か”と言う問いを、放送大学の優れたシステムを利用し、そして他分野の先生方と協力しながら皆さんと考えてゆきたいと思います。よろしくお願い致します。


丸山広人先生

心理と教育・臨床心理学プログラム 

丸山 広人 まるやま ひろと

教授

臨床の知に魅せられて

心理臨床を専門にしています。人と人とが話し合うことによって、どうして心の病が治っていくのだろうか、遊ぶことがあるいは箱庭を作ることが、どうして心理治療に役に立つのだろうか。
ただ遊ぶだけで、ただ箱庭を作るだけで心理治療が進むのだろうか。
もしそんなことであれば、心理臨床の訓練など受ける必要はないのではないか・・・。

心理臨床の世界は様々な問いにあふれています。
どれも挑戦しがいのある問いばかりですが、私が追究してきた問いは、個人と環境との相互作用によって、人の不適応がどのように生み出されまた解決するのか、そしてどのように成長が促進されるのかということでした。

それを児童生徒と教師との関係性、その関係性を取り巻く学校という場の変容や地域の特徴というところから研究してきました。
分野としては学校臨床心理学ということになります。

放送大学では、21年度から臨床心理地域援助特論を部分的に担当しています。
23年度からは臨床心理学特論、24年度には教育心理学特論で担当するところがあります。
心理臨床は、自分と相手との関係性を見つめながらなされるものですから、自分の経験にひきつけながら学びを深めてほしいと願っております。


公開日 2022-05-18  最終更新日 2022-09-12

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