コースガイド①【生活と福祉コース/心理と教育コース】 学習内容、講師陣、授業科目などを紹介します。

放送大学の教養学部には6つのコースがあり、興味のある分野を自由に選んで学ぶことができます。
キャンパスガイド2022年6月号①では、「コースガイドスペシャル」と題して、生活と福祉コースおよび心理と教育コースを紹介し、学習内容や講師陣、そして多彩な授業科目などの魅力をお伝えしています。

生活と福祉コース

生活と福祉コースでは、生活というものを軸足に、食の在り方や家族、また健康や福祉などを探求します。
3つの『Life』である生命(いのち)・生活(くらし)・人生について多面的に探究していくことがこのコースの特徴です。
生活・健康・福祉の3つの領域において、様々な科目を配置しています。

  • 生活領域
    食品学、生活経済、家族関係論、生活環境と情報、リスク学など
  • 健康領域
    健康科学、看護学、スポーツ科学、公衆衛生、精神医学など
  • 福祉領域
    社会福祉概論、福祉の課題・法・政策、福祉の実践など


【2022年度 新規開講3科目の紹介】

「暮らしに生かす不動産学(’22)」(テレビ科目)

この講義では、暮らしの中で出会う身近なテーマを取り上げて、住まいの購入やマンション管理など様々な角度から不動産の基礎を学びます。

「人体の構造と機能―人体の構造と機能及び疾患A―(’22)」(テレビ科目)

この科目では、私たちの体がどんな構造をしていて、それぞれの器官がどのように作用しているのかを学びます。

「社会福祉―新しい地平を拓く(’22)」(テレビ科目)

この授業では、生活困窮者への自立支援といった貧困問題の現状と対策や、複雑化する社会の中で子どもたちをどう支えていくかなど、社会福祉の現状と課題を考えます。


その他にも、生活と福祉コースの専任教員や、放送大学に入学を考えている方へ教員からのメッセージを紹介しています。

最後に、コース主任の山田知子先生が本学で学びたい人たちへのメッセージとして、「時代は激しく動いていて、私たちの暮らしにも大きな変動が迫られ、生活上の問題もますます複雑化しています。本コースで生活を広い視野から学び、豊かな生活の実現のために時代を切り拓いていく力をつかみとってほしいと思います」と語りました。

生活と福祉コース紹介は、放送大学YouTubeチャンネルでご覧頂けます。

心理と教育コース

心理と教育コースでは、持続可能な社会の実現に向けて、発達の支援と教育に必要な基本的知識および考え方を習得することを目指します。
このコースは教育系・心理系・臨床心理系の3つの領域から構成され、人間のこころや発達、そして人間の育っていく環境について広く統合的に学ぶことができます。
資格に関する講義も多く、実践の現場につながるような科目が豊富に用意されています。

心理と教育コースに関連する資格
心理学
 認定心理士、公認心理師(学部段階)など
教員
 特別支援学校教諭免許状(知的障害者教育領域・肢体不自由者教育領域)、
 幼稚園教諭免許状(特例制度)など
その他
 社会教育主事など


【2022年度 新規開講3科目の紹介】

「神経・生理心理学(’22)」(テレビ科目)

この科目では、最新の研究施設をまわり、その第一人者の先生のインタビューなどを通して心の生物学的基礎について学んでいきます。

「学校リスク論(’22)」(テレビ科目)

この番組では、熱中症への対応法をスポーツ科学の面から考察するなど、安全工学・社会学など様々な視点から学校でのリスクを考えます。

「社会教育経営実践論(’22)」(インターネット配信限定科目)

この科目では、社会教育を経営的な視点から解説し、学びの場と機会のあり方について論理的かつ実践的に理解していきます。


その他にも、心理と教育コースの専任教員や、放送大学に入学を考えている方へ教員からのメッセージを紹介しています。

最後に、コース主任の大山泰宏先生が本学で学びたい人たちへのメッセージとして、「学生の方に期待したいことは、「求めよ さらば開かれん」ということです。自分の本当に探究したいテーマを決め、それに応じて履修計画を立てて科目を学んでください。ぜひ皆さんたちの新しい未来を開くために、心理と教育コースで学んでいただきたいと思います」と語りました。

心理と教育コース紹介は、放送大学YouTubeチャンネルでご覧頂けます。

公開日 2022-07-15  最終更新日 2022-11-01

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