【学習センター機関誌から】放送大学での学び

心理と教育コース卒 浜松サテライトスペース
岡 啓美

スクールヘルパーとして自閉症スペクトラム障害の児童との関わりを持ち、共に過ごす中で心理についての学びが必要と思い、認定心理士の資格を取得する目的で放送大学に入学しました。

自分にとって新しい分野での学びだったため理解や習得が困難なこともありました。
しかし、放送授業がインターネットでも配信されたことで、家族のことや仕事などに取り組みながら自分のペースで学ぶことができ、有難いことでした。

面接授業では、心理学実験を始め様々な実習が興味深く貴重な経験となりました。東京や千葉などの学習センターで開講している授業にも出席し、ついでに関東圏にいる娘たちとの時間も楽しむことができたのは嬉しいおまけでした。

認定心理士の資格を取得できた時、病気が発覚し治療のためスクールヘルパーの現場を離れ放送大学も休学。その後1~2科目ずつ履修しながら今後の取り組みを模索しました。

新たに公認心理師という資格取得を考えた時、受験資格に必要な科目は既に履修済でしたが、放送大学を卒業する必要があり、さらに50数単位を取るのに四苦八苦。
コロナ禍で単位認定試験が自宅受験となったおかげで困難な単位取得を達成することができ、放送大学のシステムを有難く感じました。

公認心理師の資格取得の道筋はなかなか困難ですが、放送大学で得られたことを糧にして取り組んでいきたいと思います。沢山の学びとサポートを提供して頂きましてありがとうございました。


静岡学習センター・浜松サテライトスペース機関誌「燈」(ともしび)120号(2022年10月1日発行)より

公開日 2023-01-20  最終更新日 2023-01-20

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