【学生の声】「放送大学での足跡を振り返り、更なる学びに活かす」

放送大学 大分学習センター学生

私の放送大学での学びを振り返れば、2006年の4月に、教養学部の「社会と経済専攻」に入学し、4年間で卒業し、その後、「人間と文化コース」、「生活と福祉コース」、「心理と教育コース」、「自然と環境コース」、「情報コース」に再入学し、10年間で卒業。グランドスラムを達成。2020年の3月、名誉学生の美酒を味わった。

半面、その14年間は、決して、順風満帆な道のりではなかった。2016年の4月からは、大学院修士課程の修士選科生として学びはじめたが、それまでよりも時間的な余裕がなくなった。また、最後の情報コースにおいての2019年度の1年間は卒業研究に取り組み、最終的に仕上げたものの心身ともに非常に苦しい時期であった。

そのような出来事もあったが、2020年の4月からは、教養学部の選科履修生であり、引き続き大学院の修士選科生である。言わば、学部と院の、二刀流を今も続けている。ここ数年間は、卒業もない、修了もない、選科生としての学習を続けているが、その中にこそ、真の意味での、自由闊達にして、痛快無比なる数々の学びを体現できていると感じており、まさに至福な時間と空間の中で過ごしているという思いである。

しかしながら、名誉学生の栄誉や現時点までに習得した、教養学部の441単位および大学院の80単位の累計単位数、それらの成績は確かに素晴らしいものであるが、ビートルズの楽曲、「アイブ・ガッタ・フィーリング」(1970年)ではないが、「私には、ある感情が湧き上がってくるのです!心の中の深いところから?そうなのです。そうなのです。その通りです!私には、ある感情が沸き上がって来るのです!私には、隠すことができない感情が‼」。先行きの見えない現代をカラリと明るく生きるためのヒントを探るゆえに、厳しい学習環境の中に再び私は身を置きたいと考える。


プロフィール
財前 久世 (ざいぜん ひさよ)    放送大学 大分学習センター所属

1959年 大分県東国東郡安岐町(現在の国東市)に生まれる。
2006年 放送大学教養学部の「社会と経済専攻」に入学する。
2020年 「情報コース」を卒業し、1専攻5コース卒業のグランドスラムを達成する。(名誉学生)
2025年 放送大学大分学習センターに在籍し、学部と院の選科生として、今も学ぶ。

※2025年11月10日発行 文部科学教育通信「私の放送大学」掲載の記事です。


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