【学習センター機関誌から】謝辞

中嶋 愛子

放送大学山口学習センター卒業生代表
教養学部 社会と産業コース

本日は教職員の皆様、ご来賓の皆様のご臨席の下、このように心温まる卒業式を挙行していただき、誠にありがとうございます。皆様のご支援のもと、本日無事卒業を迎えることができました。卒業生一同、心より心より御礼申し上げます。

私は短大卒ではありましたが、以前より四年制大学を卒業したいと思っておりました。仕事や家事に追われ、なかなかその夢に挑戦できない中、本学放送大学のことを知りました。放送大学では通学時間や授業時間に縛られることなく、自分の生活の範囲で学べることを知り、入学いたしました。放送大学でなければ仕事や家事と勉強を両立することはできなかったと思います。ここで学ばせていただけたことに感謝しております。

放送大学に入学してからは、まずは自分の興味のある科目を選んで勉強しました。映像教材や教科書を中心に勉強しましたが、一度では理解できず、何度も映像を見直し、教科書にアンダーラインを引きながら学習を進めていきました。単位認定試験の前には久々に朝方まで勉強したこともありました。1科目の取得が終わっても、そこから新たな分野への興味が生まれ、卒業まではあっという間の2年間でした。

放送大学入学時は、四年制大学卒という学位取得が大きな目標でしたが、大学生活を送る中で、学ぶことの楽しさを改めて知ることができました。本日、放送大学は卒業となりますが、この卒業をゴールとするのではなく、生涯学びを楽しんでいくための新たなスタートとしたいと思っております。
最後になりましたが、所長様をはじめ放送大学に携われているすべての皆様方に感謝申し上げます。本日は誠にありがとうございました。


山口学習センター機関誌「とっくりがま」第108号(2024年10月発行)より掲載

公開日 2024-10-18  最終更新日 2024-10-18

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