2023年9月24日 卒業生代表
田中 典子
本日は私達卒業生のために、この様な厳粛なる学位記授与式を挙行して頂き誠にありがとうございます。卒業生一同心より御礼申し上げます。岐阜学習センター野々村所長様はじめ諸先生方、ご来賓の皆様、スタッフの方々に厚く御礼申し上げます。
振り返れば、私は2002年の秋、最初科目履修生として放送大学に入学致しました。はたして続けられるかどうか…という思いもあり、かねてから興味のあった「中国語」を選択。まず「中国語(Ⅰ)と(Ⅱ)」を受講し、次に(Ⅲ)を受講。素晴らしいテキストと美しい響きの中国語に接し感動でした。日々学ぶことの大切さを知り、翌年2003年10月から全科履修生として再入学し、先ず「人間の探究」そして「生活と福祉」「社会と産業」「心理と教育」と学びを進めてまいりました。全科履修生として学び始めてから20年。過ぎてみればあっというまでした。その間、何回か参加させていただいた研修旅行では、孤独な学習者にとって日頃の学習方法や体験を語り合い交友を暖める良い機会となりました。また、岡山学習センターでの面接授業は、ネイティブな中国語での楽しい授業で、今でも懐かしく、印象深くはっきり覚えています。
私達卒業生一同、放送大学での学びを、それぞれの日々の中で生活に、職場に社会に活かしていければと思っています。
最後になりましたが、終始温かいご助言や励ましのお言葉をいただきました岐阜学習センター所長様初め、職員の皆様のご健勝とご多幸をお祈りいたしますとともに岐阜学習センターの益々の発展を祈念致しまして、卒業生代表の謝辞とさせていただきます。本当にありがとうございました。
2023年9月24日 卒業生代表
長谷川 晃子
コロナが5類扱いとなり行動制限が解かれ、今日の日を迎えることができました。本日私たち卒業生のため、厳粛なる学位記授与式を挙行して頂き、誠にありがとうございます。岐阜学習センター所長・野々村様を始め、諸先生、事務職員の皆様の、真摯なご指導や温かい励ましを頂きここに厚く御礼申しあげます。 ご来賓の皆様にはご多忙のなか、ご臨席を賜りありがとうございます。卒業生を代表して御礼申しあげます。 『論語』の巻頭 学而篇には「学而(まなんで)時(ここ)に習う、亦説(またよろこ)ばしからずや」とあります。共に同じくを習い、事を語り、学ぶ喜びは<老いも若きも、今日この場に居合わせ、同じ事を先生から学ぶ喜び>という、一期一会につきると思います。
私は1学期1科目1面接という、ノロノロとした学生でしたが、面接授業・サークル活動・卒論と思い出が沢山あります。面接授業をされる先生方の講義は、熱量に満ち溢れ感動したものでした。私の愚問に対して、本を紹介して下さったり、文面で応じて頂けたりもしました。ゼミでは<先生から学ぶ姿勢・生き方を肌で感じられた事>を挙げる事が出来ます。サークル仲間からは、<科目選択・日々の生活についての助言を頂けた事>など、私の生活の糧となりました。1年2科目程度の選択で、卒業まで長きにわたりましたが<継続は力>と励み、卒論を書けるまで学業を続ける事が出来ました。一重に事務でお世話になった皆様の励まし・同胞の皆様の勉学に勤しむ姿あっての私の卒業です。
一言付け加えさせて頂ければ、先生方の視野の広さ、深さに加えて集中力の凄さに接する事が出来ました事は、感謝の念に堪えません。本当にありがとうございました。
卒業を目指した学生の皆様の持つ志は、各々にあり、今日を境に進む道も異なりますが放送大学で学んだ事が、全ての皆様の次のキャリアに繋がる事と思います。「有(と)朋(も)、遠(とお)きより方(なら)び来る、亦(また)楽しからずや。」と云う言葉もあります。日頃会う事の少ない学生の皆様と、時に語り、共に励んだ思いは、私にとってかけがえのない宝であり、至福の時でした。
最後にご来賓はじめ岐阜学習センターの皆様、並びに卒業生の皆様のご健勝とご発展を祈念し、卒業生代表の謝辞とさせて頂きます。
岐阜学習センター機関誌 「ふれあい」196号(令和6年度4月号)より
公開日 2024-05-28 最終更新日 2024-05-28