放送大学の様々な情報を映像でお届けする「放送大学キャンパスガイド」の新コーナー「コラムOUJ」では、放送大学の専任教員が毎回1つのテーマで語っています。
コラムOUJ 2022年9月号①では、自然と環境コースの大森聡一教授が登場。専門は岩石学。地球と生命の歴史とその仕組みを研究するジオロジーという分野で、大森先生は地球の成り立ちについての解明に取り組んできました。
今回は、学生時代に出会って影響を受けたという1冊の本「情報の歴史」(監修:松岡正剛、構成:編集工学研究所)と、研究の面白さについてお話しいただきます。
今回ご紹介する本「情報の歴史」は、霊長類が出てきた7,000万年前から本の出版直前までの人類の歴史を地域やテーマごとに一つの時間軸で年表化していると言います。大森先生はこの本から、既知の知識を集めて編集することで新しい発見が生まれるということ知ったと語ります。
また、この本の年表をたどりながら、技術の発展や社会環境の変化がつながって新しい「天文説」や「地動説」が誕生してきたことを説明します。
最後に、これから放送大学で学ぼうと考えている方へ、「放送大学には、放送授業の他にもオンライン授業、ライブWeb授業、そして面接授業のように、いろいろな形で授業を提供しているため、対面でもオンラインでも人とのつながりを持って勉強をすることができます。ぜひ一度放送大学を体験していただけたらと思います」と大森先生は語りました。
公開日 2022-11-18 最終更新日 2024-11-01