放送大学の様々な情報を映像でお届けする「放送大学キャンパスガイド」の新コーナー「コラムOUJ」では、放送大学の専任教員が毎回1つのテーマで語っています。
コラムOUJ 2022年9月号③では、情報コースの仁科エミ教授が登場。専門は情報環境学。音や映像と言った視聴覚情報が心身の健康を保つ上でどのように役立つかを研究しています。
今回は、仁科先生が研究の対象にもしているインドネシアのバリ島の楽器「ガムラン」について伺います。
はじめに、「神々と祭りの島」とも呼ばれるバリ島において、神々への最高の捧げものであるガムランの演奏場面を見せていただきます。また、他の楽器と異なるガムランの演奏方法について、仁科先生の実演を交えながらお話しいただきます。
次に、ガムランの響きが持つ特別な力についてお聞きします。バリ島の人々は、周波数が高すぎて聞こえない超周波が含まれるガムランの音によって、共同体の絆を強め、心と体を健やかに保ってきたのではないかと仁科先生は話します。
最後に、これから放送大学で学ぼうと考えている方へ、「放送大学の授業番組は、学生さんの熱意にお応えできるように足掛け3年を費やして練りに練って制作されています。基礎から応用まで多様な科目が準備され、1科目からでも受講することができますので、ぜひ放送大学で学ぶことをおすすめします」と仁科先生は語りました。
公開日 2022-11-18 最終更新日 2024-11-01