【学生の声】目標達成のため生活スタイルも大事にして学ぶ 前田 恵那




私が放送大学への入学を決意した理由は、産業看護師へ転職して業務が変化し、スキル不足を痛感したためです。これまでの看護師としての主な業務は疾患の治療で、転職後は、疾患の予防になりました。そこで、看護や心理学等、興味のある授業科目を自由に履修できる放送大学での学び直しを決意しました。また、学士(看護学)や認定心理士も取得できると知り、「やるなら全部やってみよう」と決意し入学しました。

入学後は、資格取得に必要な授業科目や、業務上必要な授業科目を優先して履修しました。家庭もあるので、仕事や家事など全て終わった、夜中に受講することが多く、授業途中で眠ってしまうことも多かったため、何度も視聴できるシステムには本当に助けられました。そんな慌ただしい日々でしたが、単位認定試験後1カ月程は家族とリフレッシュすることもできました。

また、面接授業を受講する際には、普段からExcelを使用している受講生の方に、グラフの作成方法等を教えてもらうなど、様々な経験を積んだ方と一緒に授業を受講できることも放送大学の良い点だと感じました。さらに、放送大学エキスパートの制度があることを知り、キャリアアップを図るため「臨床心理学基礎」を取得しました。トを大学改革支援・学位授与機構へ提出する必要があるため、参考資料などを探す際に放送大学のシステムで図書を検索し、書籍を学習センターに郵送してもらい、さらに隣接する熊本大学附属図書館も利用しました。無事に学習成果レポートを書き上げ、入学時に掲げた目標を達成し、卒業しました。その後、大学改革支援・学位授与機構で認定試験を受、学士(看護学)を取得しました。

放送大学に在籍した2年半という期間は、とても充実したものになりました。興味をそそる講義を行って下さった講師の皆様、相談に乗っていただいた学習センタースタッフの皆様、面接授業で出会えたメンバーの皆様、沢山の方々の支えのもと私の目標は達成できたのだと思っています。放送大学での学びに感謝し、再出発します。


プロフィール
前田 恵那(まえだ えな)  放送大学熊本学習センター所属

1986年 6月 熊本生まれ
2008年 4月 看護師免許を取得し、病院で看護師として勤務
2022年 4月 放送大学全科履修生に編入学
2024年 2月 放送大学エキスパート(臨床心理学基礎)を取得
2024年 9月 放送大学を卒業
2024年 12月 認定心理士を取得
2025年 2月 学士(看護学)を取得

趣味は余暇時間を極めることで、好奇心のままに行動(キャンプや登山、家庭菜園等のアウトドアから、パン作りや糀からつくる味噌作り、裁縫等のインドアまで)

※2025年8月25日発行 文部科学教育通信「私の放送大学」掲載の記事です。


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