【学生の声】「放送大学での学びのすばらしさ」〝学びの世界は、海よりも深く、空よりも高く終わりがない〞

放送大学三重学習センター学生

昭和19(1944)年、三重県津市の田舎の農家に生まれた。4人兄弟の長男、兼業農家で兄弟も多く慎ましい生活をしていた。60世帯程度の集落に同級生が14人、路上には夕暮れまで子供の遊び声が絶えない時代だった。早く働くため工業高校に進み、昭和38(1963)年、石油化学会社に就職。当時は高度経済成長時代で石油化学産業は拡大の一途、工場増設が続き大勢の仲間と入社した。

会社生活で最初に気づいたことは「しまった、大学に行っておけばよかった」と学歴差社会を痛烈に感じた。学歴差で職場のスタート地点が違い、学歴の重要さを身に染みて痛感した。改めて学び直しも考えたが、それもならず在職中は各種資格の取得にチャレンジし続けてきた。

平成17(2005)年、60歳定年退職と同時に、〝学びたい、学びたい〞の一心で念願の放送大学に入学。早く定年を迎え〝放送大学で学ぶ〞ことが、まず定年生活でやりたいことの第一目標であった。関心のテーマは「生物・地球・宇宙・自然環境」。知りたいこと、学びたいことは雨後の筍のごとくいっぱいある。毎年新しい科目が次々に用意され、学びたいテーマはますます増え好奇心は増える一方だった。

自分の好きな科目を何科目でも自由に選ぶことができる。これが放送大学の魅力でたまらない。当時は学習センターに通学し、一日中過ごすことも苦にはならなかった。選科生で学び始め、途中で全科入学を勧められ、在学20年あまり、令和4(2022)年に全科修了で名誉学生になれた。いくつになっても、学びの世界は、海のごとく深く、空のごとく高く、終わりがないと思っている。生涯学びの世界は続く。

放送大学にはいくつもサークルや同好会の活動、学びの節目には各種行事が開催される。学友同窓会の役員にもなって、活動にも積極的参加。多くの仲間とふれあい、お互いに高めあい、笑顔で楽しい放送大学の仲間つくりをしていきたい。皆さま、学習センターに集まりサークル活動で顔の見える仲間つくりをしましょう。


プロフィール
林 光男(はやし みつお)    放送大学 三重学習センター所属

1944年 三重県津市生まれ。津工業高校卒業後
1963年 現三菱化学入社。エンジニアリング部門で石化、食品PJ担当
2005年 定年退職、放送大学入学
2019年 大学院自然環境科学プログラム修士修了
2022年 名誉学生取得
趣 味 : 登山、マラソン、水彩画
防災啓発ボランティア活動、防災士、三重のさきもり、みえ防災コーディネーターとして活動中。

※2026年2月9日発行 文部科学教育通信「私の放送大学」掲載の記事です。


公開日 2026-04-24  最終更新日 2026-04-27

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