
放送大学福井学習センター所属で全科履修生(人間と文化コース)の村尾敬冶さんが、行政相談委員として長年の顕著な功績が認められ、9月に東京都内で「総務大臣表彰」を受賞されました。また、受賞に関する記事が福井新聞と日刊県民福井に掲載されました。
福井学習センター機関誌編集サークルでは、学生の皆さんに知っていただきたく、村尾さんに直接お話をお聞きし記事にまとめました。ご一読いただければ幸いです。
行政相談委員は総務大臣から委嘱された民間有識者で、行政全般に関する市民の苦情や相談を受け付け、相談者への助言や関係機関への改善申し込みを行う無報酬のボランティアです。現在県内には計45人、福井市では7人が委嘱されていますが、今回表彰されたのは村尾さんのみです。
村尾さんは、歴任した行政経験を生かし、2013年に委嘱されてから12年にわたり活動をされてきました。現在では、毎月、市内のショッピングセンターで相談所を開設されています。
10月20日に福井市役所で西行茂市長らに喜びを報告され、「困った人の話を聞くと、安心して帰る人がほとんど。少しでも役に立てればという思いで続けている。もうちょっとがんばってみたい」と意欲を新たにされています。また、「このような活動のためにも放送大学において、面接授業での出会いや体験、さらには貴重な参考図書の貸出提供を受けながら幅広い学びを続けていることは、多様で多角的な視点を持った活動を継続することに繋がっている」と、放送大学での学びを活かしながら活動に励まれていることを優しい表情で語ってくれました。

【村尾敬冶さんのプロフィール】
地元の小学校・中学校を、昭和42年福井商業高等学校を、そして大学を卒業後、昭和47年福井市役所に入所、市企業管理者、総務部長及び特別職を歴任、39年の長きに亘り地方行政に携われました。市役所を退職後は、行政相談委員に委嘱され現在に至っています。また、更に知識等修得等のため、平成28年4月に放送大学全科履修生として入学され、現在も学びを続けておられます。
長年にわたり行政相談員として地域に寄り添い続けてこられた村尾さんの歩みが、今回の総務大臣表彰という形で評価されたことを、編集サークルとしても大変うれしく思います。忙しい毎日の中でも学びを続ける姿は、私たちにとっても大きな刺激です。これからのさらなるご活躍を、心よりお祈りいたします。

福井学習センター機関誌「楽学喜」第105号(2026年1月発行)より掲載










