【学習センター機関誌から】春の泉ヶ岳登山

(福島SC)登山サークル 青木勝敏

4月に登った・宮城県泉ヶ岳登山について報告します。

夜来の雨に、ヤキモキウトウトしながら朝を待った。雨跡が乾きはじめている!4時の起床で出発モード。集合時間の6時半に郡山メンバー3名で、東北自動車道路を北上する。途中1名のメンバーを拾い、ひたすら泉ヶ岳の麓へと急いだ。早2名のメンバーが駐車場で待っていた。

昨日の雨のせいか、登山者数はまばらである。先週はイベントのせいもあるが、広い駐車場はいっぱいだったとのこと。登山口にある「自然ふれあい館」はコロナ感染の影響から閉館されている。気が付けば付近の桜は満開状態である。大いなる歓迎と気を良くした。

本日のパーティは総勢6名である。今回は、会員で地元に住んでいる方の先導で登ることにした。登山のコースはいくつかあるが、最も登りやすいと言われている「水神コース」の往復である。例年は、一部登山道に雪が残っているが、今年は、全く雪はないとのこと。

準備を整え、標高1,175mへの登頂開始とかっこ良く歩き出したが、ファミリーコースの看板が目に入った!山道はなだらかで落葉樹林の明るい中を進み、「水神」の文字が深々と彫られた大岩の所まで着いた。沢に降りる事も出来、冷たい水で喉を潤した。小休止を済ませ登頂を始めると、賽の河原と呼ばれている小岩のゴロゴロ敷き詰めた急坂になった。その急坂の両側にタカネザクラが多く見られるようになったが、まだ蕾は硬い。苦闘しながら乗り越えると、視界の開けたところに到達した。北側を除いて大パノラマである。眼下は泉平野の町並み、対岸になる西南には、名峰蔵王の連山があり、いつもとは違う北側からの眺望である。オホーツクの大低気圧のため、まだ多くの雪を抱いた蔵王の山々は早い雲の流れに巻かれていた。そこから穏やかな山道で頂上に至った。

広い山頂には祠があり、昭和の記念石塔が、根元に大きな割れ目があり傾いているのが見られた。3・11の大きな揺れが想像できた。穏やかになった風の中、急いで昼食をとり放送大学の旗を広げて記念撮影をする。

下山に入ると大低気圧が容赦無く強風を見舞ってきた。賽の河原の急俊な坂で、煽られて尻餅をついてしまった。強風の中で急峻な坂の下降は、下半身への負担が大きかった。何とか水神の石碑に着き、コーヒーブレイクとなりホッとする。葉のつけない樹林帯は明るく、山道の両側には疲れたイワカガミの姿があり、登山者の多さを感じた。それだけに、整備された山道にはゴミを見る事が無かった。

今回の入浴は「明日の湯温泉」である。温泉にしては湯船が小さく感じたが、とにかく汗を流すとさっぱりする。それぞれ今回の山行を思い返しながら帰路に着いた。

登山サークルでは、月1回のペースで山行をおこなっています。入会希望の方がおられましたら、福島学習センターへご連絡願います。また、お試し参加も歓迎します。

(福島学習センター機関誌「もみじ94号」より)

機関誌「もみじ」バックナンバーはこちらから→https://www.sc.ouj.ac.jp/center/fukushima/about/magazine.html

公開日 2021-09-17  最終更新日 2021-09-17

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