

担当講師:田城 孝雄
(放送大学教授)
<推薦者のコメント>今村 和美さん(全科履修生)
オンライン授業の「がんを知る」「がんとともに生きる」をおすすめします。
今や国民の二人に一人ががんに罹患する現代。もし自分ががんになったら?家族や周りの人ががんになったら?治療は?生活は?何をすればいいのか、どのように考えていけばいいのかがこの二つの講義でしっかりわかります。
また、先生方の詳しい説明と当事者、団体の方などのお話をじっくり聞くことができます。私自身、自分の経験以外のことを多く知ることができ、とても有意義でした。
<田城先生からのコメント>
コメントありがとうございます。
御指摘のとおり、国民の二人に一人の方が、人生の内に、がんを罹患すると言われています。
例えば乳がんは、女性は約9人に一人が罹患すると言われています。しかし、一方で乳がんは早期診断・早期治療が可能で、早期がんの段階で治療できた人の生命予後は良好です。
多くの皆さんにとって、がんは身近な存在であり、また科学や医学の進歩により、その診断や治療は、今でも日進月歩のスピードで進歩しており、最近はさらに進歩の速度が加速しています。がんに罹ったとしても、すぐに亡くなるということは少なく、罹患後の人生が待っています。
「がんを知る」、「がんとともに生きる」では、講義にて、新しい知見についても学ぶことが出来ます。
さらに、主任講師の渡邉清高先生は、オンライン科目の特性を活かして、講義資料や動画以外に、各学期ごとにメールマガジンや、様々なイベントの紹介などで、最新の知識を伝える努力をしています。そちらのメールマガジンなどの付加的な資料からも学べる情報が多くあります。
なお、「がんを知る(‘16)」は、2025年度に開講後10年を迎え、2026年度から、「がんを知る(’26)」として、最新の情報を加えてリニューアルします。「がんとともに生きる(‘18)」も同様にリニューアルしていく予定です。
2026年度から、さらに新しい情報を伝える「がんを知る(‘26)」に御期待ください。
本科目の詳細はこちら!
公開日 2025-08-31 最終更新日 2025-08-31