放送大学の様々な情報を映像でお届けする「放送大学キャンパスガイド」では、「キャンパスプロファイル」として専任教員を紹介しています。
キャンパスガイド2021年9月号②では、人間と文化コース杉森哲也教授を紹介。
専門は日本史学。1994年より放送大学の教壇に立ち多くの学生に日本史の魅力を伝えてきた杉森先生。2022年度開講のテレビ授業科目「歴史のなかの人間(’22)」で主任講師を務める先生にプロローグとして、歴史上の人物ゆかりの場所に案内してもらいながら、お話を伺いました。
まずは放送大学東京文京学習センターから東京の街に歴史を見つける散歩をスタート。 東京文京学習センターのある小石川台地とその周辺、そして上野の東京国立博物館、麻生山の善福寺に場所を移しながら、先生に解説をしていただきます。
新開講科目「歴史のなかの人間(’22)」のねらいを伺うと、「歴史の中で人間というものがどういう役割を果たしたのか考えてみようということで解説する科目。古今東西、時代も古代から近現代までの幅広い範囲の人間を一つの授業の中で色々な講師がそれぞれ取り扱う」と杉森先生。 講義のうち、杉森先生自身は3講義分を担当されると言います。
そして、「歴史学の魅力は、何気なく見ている日常の風景も過去の歴史の積み重ねの上に成り立っているので、その現代に至る過程を調べることにあります。放送大学で歴史の学び方を学ぶことで、それぞれの関心に合わせて応用できるようになっていくと思います」と語ります。
公開日 2021-10-15 最終更新日 2024-02-14