放送大学の様々な情報を映像でお届けする「放送大学キャンパスガイド」の新コーナー「コラムOUJ」では、放送大学の専任教員が毎回1つのテーマで語っています。
コラムOUJ 2022年10月号②では、社会と産業コースの松原隆一郎教授が登場。専門は社会経済学と経済思想です。
今回は、日本で生まれた総合武道「空道」の師範という顔をお持ちの松原先生に、「私はなぜ武道をするのか?」というテーマでお話しいただきました。
はじめに、武道との出会いについて伺います。
松原先生は初めに柔道と出会い、中学校・高校時代は柔道部に在籍していたと言います。その時に体験した2つの出来事によって、「ルールの外に出ることを考えてみることの重要性」について学んだと話します。
次に、空道との出会いと松原先生が空道を続ける理由について伺います。
柔道のような競技スポーツではなく社会体育である空道を通じて、社会に広く貢献するために先生は稽古を続けていると話します。
また、空道を通して「仕事から離れて無心になる時間をつくることの大切さ」などについて語ります。
そして、これから放送大学で学ぼうと考えている方へ、「一般的には授業を受けて単位を取り、勉強した答えを書くことが大学の勉強とお考えかも知れませんが、それは大学で学ぶことの半分に過ぎません。自分なりに、『ある仮説よりも良い仮説があるのでは?』『この仮説はどこかしっくりこないので、ここの所が違うのでは?』といった疑問を持つことが重要であり、それが研究の始まりです。ぜひ自分の疑問を解消するような学びをしていただきたいと思います」と松原先生は語りました。
公開日 2022-12-16 最終更新日 2024-11-01