キャンパスプロファイル 情報コース 辰己 丈夫 教授

放送大学の様々な情報を映像でお届けする「放送大学キャンパスガイド」では、「キャンパスプロファイル」として専任教員を紹介しています。 

キャンパスガイド2021年12月号③では、情報コース辰己丈夫教授を紹介。
専門は情報倫理、情報セキュリティなど。コンピュータやネットワークを使う上での社会的影響や利用者教育などを研究し、また、テレビ科目の「情報技術が拓く人間理解(’20)」や、2022年度に開講する「情報セキュリティ概論(’22)」の主任講師を担当しています。
今回は、辰己先生の思い出の地を巡りながら、研究の原点や趣味についてお話を伺いました。

はじめに、放送大学の東京文京学習センターを訪れます。
先生は筑波大学の社会人向け博士後期課程で博士学位を取得しました。他の大学の教員をしながら博士学位をとるために、夜の時間帯に筑波大学のキャンパスに通っていたと言います。

続いて、先生と共に高田馬場(東京)を訪れます。
早稲田大学に入学してから助手の間、勉強や研究に打ち込んだ場所だそうです。先生が情報倫理や情報セキュリティを研究するきっかけとなった原点もここにあると言います。日本でインターネットの普及が進み始めた頃、母校の早稲田大学で公式ウェブサイト立ち上げに携わり問題に対応していく中で、「セキュリティと同時にやらなければならないものは倫理であり、技術的な教育だけでなく内容についてどのように教育していくかも考えなければならない」という気付きがあったと言います。

そして、学生時代によく通ったタイ料理のお店も紹介してもらいました。アジアン料理のお店が多い高田馬場でご飯を食べながら、当時まだ行ったことのない国の文化を想像していたそうです。外国の文化に触れたり、海外に住む人のことを知ったりすることは、情報セキュリティや倫理を考えることに役立つと先生は話します。

公開日 2022-02-18  最終更新日 2024-02-14

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