広島学習センター2022年度第1学期卒業⽣の皆様より、卒業にあたっての思いや、これから学ぼうとする学⽣の皆さまへ向けてのメッセージをいただきました。(ON AIR webでは2号に渡ってお届けします)
(⽣活と福祉コース卒業)あっこさん
私は看護学⼠と臨床⼼理⼠の資格取得を⽬指して⼊学しました。隙間時間を使って⾃分のペースで学習できる通信制は⾃分には合っていたと思います。中でも⼼理学実験は⾯接授業ならではの学びもあり、学習意欲に刺激を受けました。
働きながら(育児もしながら)勉強することは決して楽ではありませんでしたが、知識は⾃信につながるということを改めて実感しています。ここからがスタートで、「⽣涯勉強」をモットーに更なるステップアップを⽬指そうと思います。
これから学ばれる皆様も、⾃⼰実現に向けて、ぜひ最後まで諦めることなく頑張って下さい。
(⼼理と教育コース卒業)⾕⼝ 克之さん
退職後に始めた精神保健福祉ボランティアの活動で、専⾨⽤語等に⼾惑っている時に、放送⼤学で⾼齢者も学べる事を知った。 5年程続けると、福祉活動と学びの内容が腑に落ちる事も多く、当事者や作業所の⽅々にも喜んでもらえ、個⼈事業とボランティア活動と学業と、充実以上の⽣活を送った。
その頃に⼼理学の授業に興味が移り、コース変更までして更に6年、⼼理学教授の指導もあって⾃分史の上梓も成り、その仲間と何よりの想い出が出来た。 ⾃分のペースで学べる放送⼤学は有難く、継続⼊学を申請したところである。
(⼼理と教育コース卒業)宍⼾ 加奈⼦さん
「⼤卒になりたい」と⾔う単純な思いで、放送⼤学へ⼊学しました。
仕事との両⽴のため計画を⽴てるものの、計画倒れをすることも多く、単位認定試験前に慌てることが多々ありました。途中COVID-19の流⾏で、単位認定試験や⾯接授業で制約を受けることもありました。
仕事が多忙な時は、⼼が折れそうになりましたが、単位が取れた時の達成感がモチベーションアップにつながり、何とか卒業することができました。
放送⼤学で⼀番強く感じたことは、学び続けることの⼤切さと⼤変さです。学んだ先に⾒えるのはそれぞれ違うと思います。歩みを⽌めずに頑張って下さい。
(社会と産業コース卒業)尾崎 誠さん
2010年4⽉の⼊学ですから、もう12年半も在籍したことになります。途中、仕事繁忙を理由に休学するなど、もがきながら何とかぎりぎり在学可能学期数“1”を残して、この⽇を迎えることができました。
学位への憧れや、学びへの興味から⼊学を決意しましたが、さすがに⼤学の124単位取得は簡単ではなかったです。しかし、広島はもちろんですが、⾼知や⼭⼝など他県の学習センターの⾯接授業に参加したとき、「全国には⼤勢の⽅が学ばれているのだな」と刺激をいただきました。
卒業を⽬指しておられる在学⽣の皆さん、家庭や仕事、⾃⾝の健康など、いろいろな事情があるかとは思います。困ったときは事務室に相談するなどして、卒業をあきらめずに頑張ってください。
(社会と産業コース卒業)新⽥ 耕司さん
医師を始めとする医療スタッフが常に知識と技術の研鑽を継続している事実に驚愕し、放送⼤学に⼊学したのが2010年。卒業まで12年を要した。 仕事の都合等もあり、⾯接授業や試験が受けられなかったことは⼀度や⼆度ではなく、退学を考えた時期もあった。
それでも継続できたのは、先⽣や学⽣との交流はとても刺激的だったし、またいつも応援してくれる仲間や家族が励みでありとても⼼強かった。 バランス・タイミング、焦らないことを座右の銘とした。
これからものんびり続けてい(活・逝)きたい。
広島学習センター・福山サテライトスペース機関誌「往還ノート」第248号(2023年1月発行)より
公開日 2023-07-21 最終更新日 2023-07-21