【学習センター機関誌から】卒業生の言葉②-栃木

夢に向かって挑戦することの大切さ

人間と文化コース卒業
前川 博亮

この度、放送大学教養学部教養学科「人間と文化コース」を卒業しました。2度目の卒業となります。栃木学習センター所長をはじめ、職員のみなさまにはたくさんサポートして頂きました。この場をお借りしてお礼を申し上げます。ありがとうございました。

2度目の学位記を受け取りましたが、ただただ悔しさだけが残る卒業となってしまいました。体調を崩してしまい、取り組んでいた卒業研究を完成させることができなかったからです。私の心の中はカラカラに枯れてしまい、涙も出ませんでした。

ある日、歌手の松田聖子さんが某大学の法学部通信教育課程をご卒業されたことをニュースで知りました。今も歌手として活躍され、4年間で法学部通信教育課程を卒業されたこと。本当に素晴らしい努力家であり、何歳になっても挑戦し続ける姿勢に頭が下がりました。私の消えかけていた学業のロウソクに再び火をともしてくれたのが松田聖子さんであり、夢に向かって挑戦することの大切さを教えてくれたのが松田聖子さんでした。

放送大学の「生活と福祉コース」でもう一度、初心に戻り学業に励もうと思います。
必要なことはただ一つ、できると信じることだ。Anthony Robbins(アンソニー・ロビンズ)
これからも自分の夢に向かって挑戦し続けます。夢が叶うまで、何度でも何度でも挑戦し続けたいと思います。

~学生のみなさんへお伝えしたいこと~
学生のみなさんが挑戦し続ける夢を応援します。これからも放送大学で共に学びましょう!


諦めず頑張る

生活と人間と文化コース卒業
永田隆彦

私が放送大学に入学したのは、70才になってすぐの9月だったと思います。
翌年の7月に食道ガンを患い、手術して3週間後に栃木学習センターに出向いて1コース目の「社会と福祉」の試験を受け、平成28年3月26日に最初の学位を取得しました。
以後、自然と環境コース、心理と教育コース、社会と産業コース、そして今、令和6年3月23日に人間と文化コースの学位を取得しました。
最後の第6「情報コース」を乗り切れば念願の全ての学位が取れる訳です。

ただ、今は地域の自治会、外部の組織の理事などを複数受けており、大学の勉強を行う時間を持てなく、悩んだあげく、大学の方はしばらく休学にしようと考えています。
しかし諦めず、時を経てでも再入学を果たすつもりです。
その時はおそらく83才前後になると思われます。後輩の皆様方には、頑張っていただき、且つ大学生活を楽しんでいただきたいと思っています。


栃木学習センター機関誌「とちの実」133号(2024年7月発行)より

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