【学習センター機関誌から】学びの中で得たもの

生活と福祉コース〈全科履修生〉
米山 順子

もう一度、学びたい、そんな思いが芽生え、勢いに任せて、願書を取り寄せ、学習センターの職員の方に教えてもらいながら三年生に編入学したのが、2017年の夏のことでした。

20年ぶりの学生生活は、仕事と家事をこなしながらであり、想像以上に厳しいものでした。仕事を終え、家事を済ませ、寝転んでテレビを見ている家族の横で、落ちてくる瞼に抵抗しながらダイニングテーブルで教材を広げる日々。しかしながら、少子高齢化、人口減少社会など日本社会の抱える様々な問題を学ぶことは非常に楽しく有意義な時間となり、暮らしに直結する学びによって、様々な事柄について、多角的にとらえられるようになり、視野の広がりを感じました。

そして、四年生の春に卒業研究に取り組むことにしました。その完成への道のりは長く、また半年という短期間であり、不安が募る中での、新型コロナウイルス感染拡大でした。図書館は閉館しており、資料集めも思うようにいかず、指導教員の先生との面談もままならない中で進めていました。これでいいのか、完成することができるのか、わからないことばかりで、心が折れてしまったことも何度かありました。しかし、メールやオンラインでの指導教員の先生の丁寧な指導を受け、何とか完成に辿りつくことができました。心からお礼申し上げます。また、泣き言ばかりの私に温かい声をかけ、家事を担ってくれた家族にも感謝しています。

放送大学での学びは、私自身の知識となるだけでなく、私が家族やたくさんの人に支えられて生きていることを改めて、学ぶ機会にもなりました。

放送大学は卒業となりますが、これからも様々なことを学び続けていきたいと思っています。そして、私を支えてくれているたくさんの人への感謝を忘れずに、毎日を大切にしたいと思います。

(三重学習センター機関誌「ティータイム106号」より)

機関誌「ティータイム 」バックナンバーはこちらからhttps://www.sc.ouj.ac.jp/center/mie/about/magazine.html

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