放送大学が与えてくれた力 – 坪井 玲太(つぼい れお)/ 岡山学習センター

私は高校3年生の時、精神的な病気に苦しんでいました。

金銭的に余裕のない家庭なので 希望の進学は国立一本でしたが、受験に失敗し、卒業もギリギリの状態でした。

その時、学校の先生が勧めて下さったのが放送大学。学費は安いし通信制大学だから自分の体調に合わせて勉強できるからどうかなと。

経済学部を目指していたので社会と産業コースを選択し入学しました。通信制ということもあり、正直初めはどこか本気で臨んでいないところがありました。

しかしいざ学んでみると科目は幅広く、内容は密で、どの教科も丁寧な授業ばかり。気がつくと夢中で勉強していました。

学習は主に教材と15コマの授業視聴からなり、自分のペースやその日の体調に合わせ、無理なく自ら積極的に勉強に向き合えました。

また放送大学だけでなく他大学の教授の授業もあり、各章でのオススメの参考文献などで更に理解を深められたように感じます。

経済界とケインズ派経済学の歴史、事例から具体的に学ぶ日本国憲法、数ⅡBから高校で習わなかった統計、数Ⅲの極限など……。単位認定試験は高校のテスト範囲の何倍からも出題されるので授業内容を覚えるのは必死でした。

その甲斐があり自分が学びたかった経済政策や経済史、憲法、統計学などの知識の引き出しが増え、ニュースにも様々な視点で考えられる力がつきました。そのことが自信となり体調もみるみる良くなりました。

私の将来の夢は今はっきりと決まっていません。ただ漠然とですが、自分が支えて貰ったように、今度は自分が誰かを支えられる、助けることのできる人間になりたいと思っています。

そのためにも今はアルバイトと両立しながら、社会科学はより深く、他の教科も幅広く学び、一生活かせる教養を身に付けていきたいと思っています。

放送大学は挫折していた私に自信と夢を取り戻させてくれました。

1998年 岡山市生まれ
2018年 放送大学全科履修生(社会と産業コース)在籍

※2019年12月本誌掲載の記事です。

岡山学習センター
https://www.sc.ouj.ac.jp/center/okayama/

公開日 2020-07-29  最終更新日 2021-03-17

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