放送大学の様々な情報を映像でお届けする「放送大学キャンパスガイド」では、「キャンパスプロファイル」として専任教員を紹介しています。
キャンパスガイド2021年12月号②では、情報コース鈴木一史教授を紹介。
専門は計算機科学。放送大学では、データ構造やアルゴリズム、そしてプログラミングに関する授業を展開し、3次元データの解析などの研究をしています。
今回は、先生がコンピューターの世界へ入ったきっかけなどについてお話を伺いました。
はじめに、先生が作業をしている部屋に伺い、1980年代のコンピューターと現代のコンピューターを使用して、技術革新がプログラミング環境に変化をもたらしている実態を具体的に見せていただきました。
ハードウェアもソフトウェアも非常に発達し、今や大容量のデータを扱えるようになっているので、これからプログラミングを勉強するには非常に幸せな時代だと先生は話します。
鈴木先生がプログラミングの世界に興味を持ち始めたのは、コンピューターを個人で楽しむ時代の幕開けとなった10代の頃。コンピューターゲーム機に熱中し、実際に自分でもゲームを作ってみたいと思うようになり独学でプログラミングの勉強を始めたと言います。高校卒業後は、アメリカの大学に留学し「計算機科学(コンピューターサイエンス)」について学んだそうです。
最後に、本学で学びたい人たちへのメッセージとして、「今やプログラミングは小学校や中学校でも教えるようになり、初心者でも非常に身近なものになっています。放送大学では、小中学校の先生方に向けたプログラミング教育の番組もありますし、面接授業や初歩の計算機科学に関する授業などもありますので、ぜひ気楽に挑戦していただきたいと思います」と語りました。
公開日 2022-02-18 最終更新日 2024-02-14