【学習センター機関誌から】面接授業での思い出

人間と文化コース 〈全科履修生〉
大日方 光彦

私は、平成 23 年 4 月に放送大学に入学し、これまでに 2 回、退入学を繰り返し、やっと今日の日を迎え、卒業いたしました。
ほろ苦い思い出として、人間と文化コースに席を置き、外国語は英語を選択いたしました。極、最近の英語ではリスニングが加わっており、聴力の衰えから、やむなく放棄いたしました。
また、放送授業の中では、主として(タレスの万物の根源は水であるという)に始まる哲学を学びました。その中で一つ如何にしても学び様の無いものに出会い、苦心しても不合格、再試験も不合格という結果で、残念な事でした。
私が一番楽しんだのは、面接授業です。面接授業はやはり一番多いのは、長野学習センター開催での授業でしたが、他の学習センターでも幾箇所かお世話になりました。

その中で心に残っているのは、林檎の里、青森に行った時のことです。面接授業日の前々日、夜行バスに乗り込んで、翌早朝上野に到着、其所からまた、高速バスで 10 時間余り掛けて青森に行きました。


面接授業は『三内丸山遺跡』での授業で、屋内外の授業でした。散策もあり、秋の紅葉も綺麗で、授業はとても楽しいものとなりました。
散策途中で、勾玉の制作工程も有ったのですが、残念ながら時間の都合で諦めて、お店で購入してきました。別の建物では、『ねぶた』の器材が鎮座して、展示されており、圧巻でした。余談ですが、栃木へ嫁に行った娘のいうことには、青森の林檎の方が、信州の林檎より美味しいと言われ、林檎は、もう送らなくてもいいよと断られ、信州人としては大変ガッカリ!しているところです。

私の場合、面接授業の中では、若い人達(学生さん達)との学びの中で、若さと言う生気を頂いて益々元気になっていたような気が致して居りました。大変ありがとうございました。卒業生の皆様には、なおこの後それぞれに輝かしい人生を歩まれることと存じます。

最後に、長野学習センターの更なる発展と、新型コロナウィルスの終息をお祈り致します。
また、諸先生方・皆様方にはご健康に充分ご留意頂きまして、これからも益々ご健勝であられますようにと願い、御礼の言葉といたします。

長野学習センター機関誌「アルプス」115号より

公開日 2021-12-20  最終更新日 2022-11-11

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